親の葬儀に参列するのに香典って必要?
逆に喪主ではない場合は香典が必要だよ。
りらいふくんもっと詳しく教えて!
この記事でわかる事
- 親の葬儀の香典の有無
- 香典の相場
目次
そもそも香典って何?
そもそも香典とは線香や花の代わりに供えるものです。
香典は故人に対する供養の気持ちを表します。
もともと香典は、葬儀などで一時的に負担となる労働力や金銭を相互扶助の精神で人々が出し合ったのが始まりです。
では自分の親の葬儀の際には香典が必要なのでしょうか?
次の章から詳しく解説をしていきます。
親の葬儀に香典は必要?
もともと香典は、葬儀などで一時的に負担となる労働力や金銭を相互扶助の精神で人々が出し合ったものです。
と説明しましたが、身内の葬儀の場合は香典が必要ないのではとおもう方もいるかもしれません。
逆に、香典は故人に対する供養の気持ちを表すのであれば、やはり香典は必要である、とも考えることができます。
親の葬儀には香典が必要かどうかを解説していきます。
自分が喪主かどうかで変わる
単刀直入にいうと自分が喪主を務めるかどうかで変わってきます。
自分が喪主を務める場合には葬儀費用を出す立場であり、香典を受け取る立場です。
そのため、自分が香典を包む必要性はありません。
また、自分が喪主を務めない場合でも葬儀費用を負担する立場にいる場合には香典は必要ありません。
もちろん、自分が働いていない場合や両親の扶養に入っているうちは香典を包まなくて大丈夫です。
基本的には、自分が喪主でない場合には親族として親と遺族に対して香典を包みましょう。
親の葬儀の香典の相場
一般的な香典の相場は自分の年齢と故人との関係性により変わってきます。
親の場合には一番近い親族というだけあって相場は高めになってきます。
香典は自分の気持ちを込めるものですので、自分が適性だと思う金額を包みましょう。
故人との関係性 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 |
親 | 5万円~7万円 | 5万円~10万円 | 7万円~10万円 | 9万円~12万円 | 10万円~15万円 |
親以外のときの相場
自分の親の葬儀の際の香典の相場は紹介しました。
親ではなく、親族や友人、知人の葬儀の際の香典の相場についてもある程度把握しておきましょう。
もちろん相場なのであくまで気持ちであったり自分がふさわしいと思う金額を包むことが大事です。
しかし、あまりにも安すぎる金額は遺族からよく思われない可能性もあることは頭に入れておきましょう。
故人が親族の場合
故人との関係性 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 |
祖父母 | 1万円~2万円 | 2万円~3万円 | 2万円~3万円 | 3万円~5万円 | 3万円~5万円 |
親 | 5万円~7万円 | 5万円~10万円 | 7万円~10万円 | 9万円~12万円 | 10万円~15万円 |
兄弟姉妹 | 3万円~4万円 | 3万円~4万円 | 4万円~5万円 | 4万円~5万円 | 5万円~10万円 |
叔父・叔母 | 5千円~1万円 | 1万円~2万円 | 1万円~2万円 | 2万円~3万円 | 2万円~3万円 |
その他 | 5千円~1万円 | 5千円~1万円 | 1万円~2万円 | 1万円~2万円 | 2万円~3万円 |
親族の場合はこれらが相場となっています。
また、親族の中でもとりわけ故人との所縁が深かったなどの場合は、目安の1.5倍ほど包むことをおすすめします。
故人が友人やご近所の場合
故人との関係性 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 |
友人やその家族 | 5千円 | 5千円 | 5千円~1万円 | 5千円~1万円 | 5千円~1万円 |
隣人・近所 | 5千円 | 5千円 | 5千円 | 5千円~1万円 | 5千円~1万円 |
その他の付き合い | 3千円~5千円 | 5千円 | 5千円 | 5千円 | 5千円~1万円 |
故人が友人やご近所の場合は1万円以下が相場のようですね。
友人やご近所の方とはかなり所縁の深さに差がでる関係ですので、生前お世話になった方などには相場よりも多めに包む方がよろしいでしょう。
故人が職場関係の場合
故人との関係性 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 |
勤務先の社員 | 5千円 | 5千円 | 5千円 | 5千円~6千円 | 5千円~6千円 |
勤務先社員の家族 | 5千円 | 5千円 | 5千円 | 5千円~6千円 | 5千円~6千円 |
取引先 | 5千円 | 5千円~6千円 | 5千円~1万円 | 5千円~1万円 | 1万円 |
故人の方が職場関係の場合は5千円~1万円くらいが相場のようですね。
勤務先よりも取引先の方が、お香典の金額は高い傾向が見受けられます。
これは自分自身もそうですが、会社としてもお世話になっていたことから、お香典の金額が大きくなるようです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
親の葬儀の香典について解説しました。
その他、葬儀に関する記事を多数執筆していますのでぜひご参考にしてください。