エンディングノートについて教えて!
ノートってなんでもいいの?何を書けばいいの?
内容は自分のことだったり、財産のことなど色々書くんだ。
りらいふくんもっと詳しく教えて!
じゃあ今回は終活のエンディングノートについて解説をしていくね!!
この記事でわかる事
- エンディングノートとは?
- エンディングノートに書く項目
- エンディングノートを書く際の注意点
- おすすめのエンディングノート
エンディングノートとは?
その終活の中でも基本とも言えるのがエンディングノートです。
エンディングノートとは、自分の死後に家族や友人、大切な人に向けて自分の希望や思いを書き記したものです。
例えば、葬儀の形について、死後に連絡をして欲しい友人のリスト、財産についてなどを書きます。
また、具体的なことだけでなく家族などに向けてメッセージを書くなど内容については比較的自由です。
まず終活の最初の一歩としてエンディングノートを書き始めてみましょう。
エンディングノートに書く項目
エンディングノートと言っても何を書いたらいいかわからないという方も多いかと思います。
ここではエンディングノートに書く代表的なものを紹介します。
もちろんこれらの項目を全て書かなければならないということではありませんし、他のことを書いても大丈夫です。
- 自分のこと
- 親族、友人、知人のこと
- お葬式、お墓のこと
- 医療、介護のこと
- お金、財産、保険のこと
- 大切な人へのメッセージ
- これからのこと
自分のこと
自分のことについては主にこの3つを記載しましょう。
- 基本情報
- 自分史
- デジタル情報
基本情報
自分の基本情報は死後、残った人が手続き等をするのに何かと必要になりますので、改めてしっかり書き残しておきましょう。
具体的には、名前、生年月日、住所、本籍地などを書いておきましょう。
自分史
これまでの自分の人生を振り返った自分史をを書きましょう。
歳を重ねるごとに書き足すことが楽しくなりますし、これからの自分の人生や、やりたいことを考えるきっかけになります。
デジタル情報
今ではスマホやPCの普及であったり、SNSが発達しているため、こういったデジタル情報についてもまとめておきましょう。
IDやパスワード、有料サービスの解約、データの消去をどうするかなどを書いておくと安心です。
親族、友人、知人のこと
自分に何かあった時に連絡をして欲しい人のリストを作っておきましょう。
その際に、連絡する目的別に作成しておくといいでしょう。
具体的には以下のように書き出しましょう。
- 何かあったらすぐに連絡して欲しい人
- 葬儀に呼びたい人
- 葬儀など全て終わってから連絡して欲しい人
お葬式、お墓のこと
自分の死後、お葬式はどんな風にして欲しいのかなどを記しましょう。
どんな規模で、誰を呼んで、どんな雰囲気のお葬式がいいのかということが書いてあれば、残された人が葬儀の準備をしやすくなります。
お墓についても家族と一緒のお墓がいいのか、他に希望があるのかなどを書いておきます。
医療、介護のこと
エンディングノートは死後のことだけでなく、病気などで自分の意思表示が困難になった時にも使われます。
持病、アレルギー、飲んでいる薬などを書いておくと、自分の治療の際に役に立つことがあります。
また、延命治療を希望するのか、臓器提供に関することも書いておきましょう。
お金、財産、保険のこと
どの銀行口座にいくらあるのか、株式や仮想通貨など、どれくらいの財産があるのかを書いておきましょう。
またプラスの財産だけでなく、奨学金や家のローンなどのマイナスの財産についても書いておくことが重要です。
保険金に関してはこちらから請求しないと受け取れないので、どの保険会社のどの保険に入っているのかを忘れずに書いておきましょう。
クレジットカードや携帯電話の情報も書いておくと残った人が解約などをするのにスムーズに行えます。
大切な人へのメッセージ
大切な人へのメッセージも書きましょう。
家族や恋人、友人にお礼や感謝の気持ち、時には謝罪などを書き記しておきましょう。
残された人たちの心の支えとなることもあります。
これからのこと
これまでの人生を振り返ったらこれからやりたいこと、会いたい人、いきたい場所や目標などを書きましょう。
終活は自分の人生の終わりに向けて、今後の人生をより充実させるための活動としましょう。
エンディングノートを書く際の注意点
- 最初から全部書こうとしない
- 法的拘束力はない
最初から全部書こうとしない
前章でエンディングノートに書く内容について、たくさん紹介しました。
しかしこれら全てを書く必要はありません。
また最初から順番に書く必要もないですし、途中で書くことをやめても構いません。
自分で大切だと思うこと、伝えたいことを気の向くままに少しずつ書いて行きましょう。
時には見返して書き直したり、内容を更新したりすることも大切です。
法的拘束力はない
エンディングノートについては法的拘束力はありません。
遺産相続などについてきっちり法律にのっとってほしいという場合には、エンディングノートとは別に遺言書を用意しましょう。
遺言書の場合はエンディングノートとは違って、書き方や形式に決まりがあります。
終活セミナーで聞いてみたり、詳しい人に相談して書くようにしましょう。
エンディングノートの選び方
もしくは普通のノートでも問題ないよ!
本屋さんに行ったり、ネット通販で検索をしてみると様々な種類のエンディングノートがあります。
おすすめのエンディングノートをいくつかご紹介します。
コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート B5 LES-E101
オススメ度 |
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価格 | 1,239円 |
特徴
エンディングノートとしてとてもバランスの取れていて、迷ったらこれというエンディングノートです。
エンディングノートに必要な情報をわかりやすく書けるようになっています。
また、付録としてCD-Rがついているので、思い出の写真などを残すこともできます。
口コミ
死について
祖母が他界したあと、死について考えだしました。残された家族の判断が難しくなる延命処置についてや、葬儀の規模、戒名、食事など自分の考えを遺しておくのに良いと思います。口座や保険、パスワード等の記載出来るページもあるので、扱いは慎重にしたほうが良いです。あと、書くときは鉛筆で書いた方が考えが変わったとき書き直せるので良いと思います。まとめてくれてありがとう
新年から終活をしようと思いたち、半額だったので、迷わず購入しました。
ノートに半透明カバーがついており、ボロボロにはならないと思います。
必要な事がまとめられており、あれこれ考えずに書き込めそうです。ありがたいです。ノートの表題に「LIVING & ENDING」とあり、終活だけでなく、生活するうえでの備忘録としても使えそうです。
この一冊だけ見れば要件が書かれてあると分かっていれば、家族はひと安心だと思います。
3冊でできているエンディングノート「アクティブノート」
オススメ度 |
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価格 | 1,650円 |
特徴
見る相手やタイミングに合わせて、3冊に分かれていることが特徴です。
見る人にわかりやすいように、情報を簡単に書き分けることができます。
口コミ
終活が具体的に!
段階的に分冊されており『必要な方に、必要な時に、必要な内容を的確に伝えることができる』と魅力に感じて注文させていただきました。
迅速に対応してくださり助かりました。読む側にも配慮されていると思いました。
書き方ガイドブックが別冊で付いていてわかりやすく、書きやすいと思います。また、書いておく大切さも改めて実感しました。3冊に別れているのにも意味があり、読む側にも配慮されていると思いました。
そのまま書ける!パソコンでも使える! 明日のための「マイ・エンディングノート」
オススメ度 |
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価格 | 2,178円 |
特徴
本に記入してエンディングノートを作成することもできますが、PCで入力ができるようにもなっています。
遺言書は手書きでないと意味がありませんが、エンディングノートはそうではありません。
字に自信がないという人にはおすすめのエンディングノートです。
口コミ
遺言状は手書きでないと無効だけど・・
遺言状ではないと思うので、PCで入力、編集できるものを採用しました。
手書きのタイプも購入しましたが、書きかえるのが面倒で堪りません。作りが親切です。
「こんなことも書いておくといいんだ」って気づかされることが多かったです。
自分の人生をふり返るきっかけにもなると思います。
おわりに
- エンディングノートは自分の死後に家族やなどに向けて自分の希望や思いを書き記したもの
- エンディングノートに書くことは自由
- エンディングノートには法的拘束力はない
- おすすめは「コクヨ エンディングノート もしもの時に役立つノート」