葬儀と告別式の違いって何?意味の違いや成り立ちまで解説!

りらいふくん〜
葬儀と告別式の違いって何

りらいふくん
葬儀と告別式の違いは宗教儀式かどうかなんだ。

へ〜知らなかった!
りらいふくんもっと詳しく教えて!

りらいふくん
じゃあ今回は葬儀と告別式の違いについて解説をしていくね!!

この記事でわかる事

  • 葬儀、告別式の違い
  • 葬儀、告別式の流れ

葬儀、告別式の違い

葬儀を執り行う際に1日目は通夜と呼びますが、2日目は「葬儀」と言ったり「告別式」と言ったり「葬儀・告別式」となっていたりしますよね。

この際、「葬儀」と「告別式」の違いがなんなのか、気になるかと思います。

当記事では「葬儀」と「告別式」の違いについて解説をしていきます。

葬儀とは

葬儀とは僧侶や宮司、神父などが中心となって故人を送り出すために行われる宗教儀式のことをさします。

葬儀の内容は、宗教によって違いがありますが読経、祭詞、祈祷の後、焼香、出棺、火葬といったものとなります。

告別式とは

葬儀が宗教儀式であったものに対して、告別式は、宗教儀式を伴わない別れの儀式のことを「告別式」ということが多いようです。

そもそも「告別式」という言葉が使われ始めたのは中江兆民の死のときだと言われています。

中江兆民は「自分は無宗教者であるから、宗教儀式を行わず火葬だけをするように」と弟子たちに遺言しました。

そして、弟子たちが「告別式」という名称で無宗教葬儀を行ったのが最初と言われています。

まとめ

葬儀と告別式の違い
  • 葬儀は宗教的な儀式
  • 告別式は宗教儀式を伴わない別れの儀式

葬儀は宗教的な儀式に対して、告別式は宗教的な関わりのない社会的な式典と考えておきましょう。

ただし、厳密に解説すると意味が違うというだけで、日常生活で使う分にはどちらで使ってもおそらく大丈夫でしょう。

一般的な葬儀・告別式の流れ

一般的な仏式の葬儀・告別式の流れは以下のようになっています。

近年では葬儀と告別式は同時に行われることが一般的になっています。

葬儀の流れ

順番 名称 内容
1 導師入場・葬儀開式 導師を迎え入れます
2 読経 導師が読経をします
3 弔辞
4 弔電拝読 弔電の一部を紹介します
5 焼香 導師、喪主、親族、参列者の順に焼香をします
6 導師退場・葬儀閉式 導師が読経を終え、宗教儀式としての葬儀が終わります

葬儀が終わったら告別式の準備のために親族や参列者はいったん退場します。

告別式

順番 名称 内容
1 告別式開式
2 花入れ 喪主、親族、参列者の順にお花を入れ、棺の中を花でいっぱいにします。
3 棺の蓋を閉じる 最後のお別れが済んだら、棺の蓋を閉じます
4 喪主挨拶 喪主が、参列者に向けて御礼の挨拶をします
5 告別式閉式 司会者により閉式が宣言され、複数の人で棺を担ぎ、霊柩車まで運びます
6 出棺 火葬場に向けて出棺します

おわりに

いかがでしたでしょうか。

葬儀と告別式の違いについて解説しました。

その他、葬儀に関する記事を多数執筆していますのでぜひご参考にしてください。

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