最近終活って言葉をよく聞くようになったけど、終活って具体的に何をするの?
私はまだ関係なさそうな話だけど...
最近では20代の人でも終活をする人がいるんだ!
りらいふくんもっと詳しく教えて!
- そもそも終活とは
- 終活をするメリットについて
- 具体的に終活は何をすれば良いのか
目次
【終活 何をする】終活について解説
人生の終わりを迎えるための準備や活動をするという意味があるよ!
そもそも終活とはなんなのか、やる意味ってなんかあるの?という所からご説明します。
終活(しゅうかつ)とは「人生の終わりのための活動」の略。人間が自らの死を意識して、人生の最期を迎えるための様々な準備や、そこに向けた人生の総括を意味する言葉である。
終活はこのように定義されています。
終活は決してネガティブなイメージはなく、ポジティブに自分の人生の終わりを意識して、残りの余生を楽しむ活動とも言えるでしょう。
自分の人生の終わりを意識することによって、残したいものなど、取捨選択でき、残された時間を限りなく有効活用できるのです。
終活をするメリットとは?
あとは自分の人生について考えるいいきっかけになるよ!
- 遺族の負担を減らす事ができる
- より今を楽しむ事ができる
- いざという時の備えができる
終活をすることによって得られるメリットは上記の3つでしょう。
また終活をすることによって発生するデメリットは特にありません。
その事を考えると終活をしない手はありませんね。
終活のメリットについて一つずつみていきましょう!
遺族の負担を減らす事ができる
最後の時が訪れた際に、残された遺族の方々はやる事が山積みになります。
葬儀の手配やお墓を決めたり、または身辺整理や相続など法律関係も絡んでくるので、想像以上に負担は大きいのです。
また、身近な人の最後は頻繁に訪れるものではなく、精神的な負担がかなり大きいので、少しでも負担を減らすように終活をしておきましょう。
終活をすることによって、自分の思い通りの葬儀を挙げられますし、お墓も選べます。
そして遺族の方々の負担も減らす事ができるという最大のメリットを忘れないようにしましょう。
より今を充実させられる
終活をする事で自分の人生の終わりを意識するようになります。
そのためより今を大切に生きようという心構えができるのです。
また、終わりを意識する事で自分がやりたい事を取捨選択でき、より明確な人生設計ができることから、より今を大切に充実させる事ができます。
いざという時の心構え
終活をすることによって、起こりうるあらゆる事態に事前に対処しておくことが可能です。
例えば突然持病が悪化しまったり、介護が必要になってしまったりするなどの事態を予測しておくことで、いざという時に適切で迅速な対処ができるようになります。
また費用の工面なども事前にできるので、家族の方々も非常に助かります。
予測不能の事態というのは誰しもに訪れる可能性があるので、万全期す事をおすすめします。
終活を始めるタイミング
ということは終活っておじいちゃんおばあちゃんがやるものなのかな?
終活は早くから始めれば始めるほどいいんだ。
終活っていつから始めればいいのか?と悩んでいる方もいるかもしれません。
多くは定年退職後に時間ができた人が終活を本格的に始めます。
しかし、終活を始めるタイミングは早ければ早いほどいいです。
というのも、身辺整理などは体力があるうちにやっておいた方がいいとされています。
エンディングノートは何歳からでも書くことができますし、20代のうちから書くこともできます。
りらいふではそれぞれの年代別の終活に関する記事もありますのでご参考ください。
【終活 何をする】エンディングノートの作成
でも終活って具体的に何をすればいいの?
- 日記
- 葬儀やお墓について
- 遺産について
エンディングノートは終活で最も取り組まれる事の多い活動です。
しかし一体どのような内容をエンディングノートに記せばいいのか、ご紹介致します。
日記
単純な日記をつける方も大勢いらっしゃいます。
理由として、年頃になると新たな発見や気づきが少なくなり、刺激が少なくなってしまうからだそうです。
毎日日記をつけることによって、その日を振り返る時間が生まれ、些細な変化などに気づく事ができるようになります。
また、忘れっぽくなってしまうので日記をつけていると細かく毎日を思い出せるので楽しい、という声もよく聞きます。
葬儀やお墓について
自分の希望の葬儀やお墓について書き記しておくのも良いでしょう。
遺族の方々も葬儀やお墓についてはおそらく初めてなので、無知である場合が大半です。
少しでも希望を記しておく事で、遺族の方々の負担を減らす事ができるので、是非言及しておきましょう。
また、終活の一環で葬儀の予約やお墓の準備などが進んでいる場合は、必ず進捗状況などを書いておく事。
最近では終活詐欺などが蔓延しており、ご遺族の方々が引っかかってしまったケースもしばしば・・・
そうはならないように、必ず担当者の方のお名前や進捗を記しておきましょう。
遺産について
遺産については必ずエンディングノートに記すようにしましょう。
理由として、遺言を残した場合はその遺言に法的効力が発生するからです。
もし遺告を残さなかった場合は、遺産については家族間の協議という形式になってしまいます。
遺産についての協議はよく家族間トラブルの元になってしまい、それをきっかけに家族間に亀裂が入ってしまう場合もありえます。
最悪の場合、裁判沙汰に発展してしまう恐れがあるので、遺産についてはしっかりとエンディングノートにまとめておきましょう。
【終活 何をする】身辺整理
その他には終活って何かするの?
財産を整理したり、不要なものを整理するんだ。
- 財産整理
- 不用品整理
- 写真整理
よく終活で行われる事として2つ目にあげられるのが、「身辺整理」です。
身辺整理と一言で言っても、何が身辺なのかわからない方も多くいらっしゃると思います。
そこで身辺整理について、3つに分けてご紹介致します。
財産整理について
身辺整理において最も重要と言えるのが、財産整理です。
エンディングノートの所でも言及したように、財産については争いの元になる可能性があるので、慎重に扱う必要があります。
自分が保有している、銀行口座の情報や、クレジットカードの情報、または保有している株式など事細かにエンディングノートに記しておくと良いでしょう。
また、それら財産の使い道や誰に相続させるかなど、その財産の用途まで詳しく記載する事をおすすめします。
不用品整理について
不用品の整理も身辺整理の一環として、済ましておくと良いでしょう。
というのも、遺族の方々の負担が減るからです。
遺族の方々にとっては、何が不用品で何が必要なのか判断が難しい場合が多々あります。
また、精神的な負担が大きいのも事実です。
精神的・肉体的負担を遺族の方々にかけないためにも、終活の一環として不用品の整理を済ましておく事をおすすめします。
写真整理について
今までの人生で撮りためてきた写真も整理する必要があります。
写真整理をする事で、思い出に浸る事ができたり、後世に伝え残したい写真などを自ら選別できるので、終活で写真整理をおすすめします。
写真整理のやり方や注意する事などは是非、こちらの記事を参考にしてください。
【終活 何をする】お墓、葬儀などの準備
これをすることによって遺族の負担を大きく減らせるんだ。
- お墓の準備
- 葬儀の準備
- 遺影の準備
最後に終活で行われることとして、お墓や葬儀などの準備が挙げられます。
それぞれ具体的にどんなことをするのかを解説いたします。
お墓の準備
エンディングノートにもお墓の希望を書くこともありますが、実際に自分で準備をしてしまっても構いません。
実際にお墓を建てたい場所に見に行ってみたり、お墓を購入してしまうことも可能です。
お墓を検討するだけでなく、散骨を考えてみたりと供養方法についても考えてみるといいかもしれません。
お墓を買う時の手順や費用などについて詳しく知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。
葬儀の準備
葬儀の準備は実際に葬儀社に見積もりをもらい、準備を進めていきましょう。
複数の葬儀社に見積もりをもらい、説明をしてもらうことで自分にあった葬儀社を見つけることができます。
自分の死後だと、親族の方が葬儀社を選ぶ時間がほとんどないですので葬儀社が決まっているだけでもかなり楽になります。
また、エンディングノートに葬儀についての準備の状況や、葬儀に呼んでほしい人などを記しておきましょう。
葬儀社の選び方やオススメの葬儀社が知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。
遺影の準備
少し忘れやすいものとして、遺影の準備をしておきましょう。
葬儀の際に必要になりますが、以外と遺影に適した写真が見つからないということが多いです。
遺影を撮影してくれる業者などもありますし、地域の写真館などで写真を撮っておきましょう。
【終活 何をする】まとめ
- 終活とは「人生の終わりのための活動」の略
- 終活は遺族の負担を減らすことができる
- 終活を始めるタイミングは早い方がいい
- 終活の内容はエンディングノートを書く、身辺整理、お墓や葬儀の準備
私もエンディングノートを書き始めてみようかな!