終活って最近よく聞くけど、いつから始めるのがいいの?
やっぱり定年退職の後とかかな?
でも終活は早くからやっといて損はないよ!
20代から終活をしている人もいるんだ。
20代の終活って何するの?
りらいふくんもっと詳しく教えて!
この記事でわかる事
- 終活を始める年齢
- 20代で始めるべき終活の内容
- エンディングノートの書き方
目次
終活について解説
人生の終わりを迎えるための準備や活動をするという意味があるよ!
終活とは自分の人生の終わりに向けた活動のことをいいます。
具体的には、自分が亡くなった際の葬儀、お墓、遺言などの準備をします。
その他にも、財産相続や生前整理[1]と様々なことをします。
終活という言葉は2010年の流行語大賞にノミネートされたことをきっかけに世間一般の人に広く知られるようになりました。
終活をすることによって、突然の不幸でも残された家族が手続きなどの細かい対応に追われたり戸惑うことはありません。
終活を始めるべき年齢
どうして早い方がいいの?
早い方が活動をする上で体力が必要になることもあるから早い方がいいんだ。
終活はいつから始めるべきなのでしょうか?
終活を始めるべきタイミングにこれといったものは特にありません。
それでも一般的には、定年を迎えたタイミングに始める方が多いようです。
しかし、終活といっても様々なことがあるため、思い立ったタイミングで始めるのがいいでしょう。
また、最近では20代のうちから終活をするという人も増えています。
終活の内容
その他にも色々やることがあるんだ。
- エンディングノートの作成
- 遺言書の作成
- 遺産相続、保険手続き
- 遺影写真撮影
- 葬儀、お墓の手配
では終活ではどんなことをするのか代表的なものをいくつか紹介します。
エンディングノートの作成
エンディングノートとは自分が亡くなった際に、残された家族が色々なことの判断や手続きをスムーズに行えるようにするものです。
遺産のことなどを書くこともあり、遺言書と似ていますがエンディングノートには法的拘束力はありません。
家族に伝えたいことを書いたり、葬儀の内容、供養の方法など様々なことを書きます。
遺言書の作成
遺言書は最後の自分の意思やメッセージを示すものです。
葬儀をどうするか、遺産をどうするかなどを書くことでトラブルを防ぐこともできます。
遺産相続、保険手続き
預金や不動産などの財産を遺産として相続する準備をします。
また、保険に関しても手続きを行います。
遺影写真撮影
葬儀に使う遺影を撮影します。
遺影は生前に撮った写真から選ぶのですが、意外と遺影に適した写真が見つからないということが多いです。
きちんとメイクをして、笑顔の写真を撮ってもらいましょう。
葬儀、お墓の手配
葬儀をどのような形にしたいのか、どんなお墓にしたいのかを考えます。
ある程度決まってしまったら、葬儀社や墓地、霊園をリサーチして決めましょう。
20代の終活ですべきこと
さすがに葬儀やお墓の準備は気が早すぎるだろうし...
日記代わりに書くことがオススメだよ!
終活という言葉の流行から少し時間が経ち、今では20代のうちから終活をする人も増えてきました。
なぜ20代のうちから終活をするのか?20代のときにする終活は具体的に何をすればいいのか?を解説していきます。
20代のうちから終活を始める理由
終活は自分の人生の終わりに向けた活動のことを言います。
もちろん20代のうちに病気をしてしまったり、最近では自然災害が増えていて突然の不幸ということも無いわけではありません。
それでも20代のうちに人生の終わりについて考えるというのは早すぎる気もしますよね?
20代のうちに行う終活はこれまでの人生を振り返るとともに、これからの人生を考える機会にもなります。
20代の終活の内容
20代のうちにする終活としてエンディングノートを書きましょう。
エンディングノートとは自分が亡くなった際に、残された家族が色々なことの判断や手続きをスムーズに行えるようにするものです。
遺言書を作ったり、保険や遺産相続、葬儀社の手配などは20代のうちからでは難しかったり必要がなかったりすることが多いです。
エンディングノートに自分の死後どうして欲しいのかという希望を書いておきましょう。
具体的な内容は次の章で解説します。
エンディングノートの書き方
でも具体的に内容は何を書けばいいの?
- 自分のこと
- 親族、友人、知人のこと
- お葬式、お墓のこと
- お金、財産、保険のこと
- 大切な人へのメッセージ
- これからのこと
エンディングノートと言っても何を書いたらいいかわからないという方も多いかと思います。
ここではエンディングノートに書く代表的なものを紹介します。
もちろんこれらの項目を全て書かなければならないということではありませんし、他のことを書いても大丈夫です。
自分のこと
自分のことについては主にこの3つを記載しましょう。
- 基本情報
- 自分史
- デジタル情報
基本情報
自分の基本情報は死後、残った人が手続き等をするのに何かと必要になりますので、改めてしっかり書き残しておきましょう。
具体的には、名前、生年月日、住所、本籍地などを書いておきましょう。
自分史
これまでの自分の人生を振り返った自分史をを書きましょう。
歳を重ねるごとに書き足すことが楽しくなりますし、これからの自分の人生や、やりたいことを考えるきっかけになります。
デジタル情報
今ではスマホやPCの普及であったり、SNSが発達しているため、こういったデジタル情報についてもまとめておきましょう。
IDやパスワード、有料サービスの解約、データの消去をどうするかなどを書いておくと安心です。
デジタル終活についてさらに詳しく知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。
親族、友人、知人のこと
自分に何かあった時に連絡をして欲しい人のリストを作っておきましょう。
その際に、連絡する目的別に作成しておくといいでしょう。
具体的には以下のように書き出しましょう。
- 何かあったらすぐに連絡して欲しい人
- 葬儀に呼びたい人
- 葬儀など全て終わってから連絡して欲しい人
お葬式、お墓のこと
自分の死後、お葬式はどんな風にして欲しいのかなどを記しましょう。
どんな規模で誰を呼んでどんな雰囲気のお葬式がいいのかということが書いてあれば、残された人が葬儀の準備をしやすくなります。
お墓についても家族と一緒のお墓がいいのか、他に希望があるのかなどを書いておきます。
また、治療に関しても延命治療をするのか、臓器提供に関することも書いておきましょう。
お金、財産、保険のこと
どの銀行口座にいくらあるのか、株式や仮想通貨など、どれくらいの財産があるのかを書いておきましょう。
またプラスの財産だけでなく、奨学金などのマイナスの財産についても書いておくことが重要です。
保険金に関してはこちらから請求しないと受け取れないので、どの保険会社のどの保険に入っているのかを忘れずに書いておきましょう。
クレジットカードや携帯電話の情報も書いておくと残った人が解約などをするのにスムーズに行えます。
大切な人へのメッセージ
大切な人へのメッセージも書きましょう。
家族や恋人、友人に、お礼や感謝の気持ち、時には謝罪などを書き記しておきましょう。
これからのこと
20代であればまだまだこれから先の人生は長いです。
これまでの人生を振り返ったらこれからやりたいこと、会いたい人、いきたい場所や目標などを書きましょう。
終活は自分の人生の終わりに向けて、今後の人生をより充実させるための活動としましょう。
おわりに
- 20代に終活を始める人が増えている
- 20代の終活はこれからの人生を考える意味もある
- 20代の終活ではエンディングノートを書くことがオススメ
終活じゃなくて日記って感覚なら抵抗なさそう!
できることから始めていこう!