終活っていつから始めればいいのかな?
今では30代のうちから終活を始める人もいるんだ。
りらいふくんもっと詳しく教えて!
この記事でわかる事
- 終活を始める年齢
- 30代で始めるべき終活の内容
- エンディングノートの書き方
目次
終活とは?
終活とは自分の人生の終わりに向けた活動のことをいいます。
具体的には、自分が亡くなった際の葬儀、お墓、遺言などの準備をします。
その他にも、財産相続や生前整理[1]と様々なことをします。
終活という言葉は2010年の流行語大賞にノミネートされたことをきっかけに世間一般の人に広く知られるようになりました。
終活をすることによって、突然の不幸でも残された家族が手続きなどの細かい対応に追われたり戸惑うことはありません。
終活を始める年齢
終活はいつから始めるべきなのでしょうか?
終活を始めるべきタイミングにこれといったものは特にありません。
それでも一般的には、定年を迎えたタイミングに始める方が多いようです。
しかし、終活といっても様々なことがあるため、思い立ったタイミングで始めるのがいいでしょう。
また、最近では30代のうちから終活をするという人も増えています。
終活の内容
では終活ではどんなことをするのか代表的なものをいくつか紹介します。
- 遺言書の作成
- 遺産相続、保険手続き
- 遺影写真撮影
- エンディングノートの作成
- 葬儀、お墓の手配
遺言書の作成
遺言書は最後の自分の意思やメッセージを示すものです。
葬儀をどうするか、遺産をどうするかなどを書くことでトラブルを防ぐこともできます。
遺産相続、保険手続き
預金や不動産などの財産を遺産として相続する準備をします。
また、保険に関しても手続きを行います。
遺影写真撮影
葬儀に使う遺影を撮影します。
遺影は生前に撮った写真から選ぶのですが、意外と遺影に適した写真が見つからないということが多いです。
きちんとメイクをして、笑顔の写真を撮ってもらいましょう。
エンディングノートの作成
エンディングノートとは自分が亡くなった際に、残された家族が色々なことの判断や手続きをスムーズに行えるようにするものです。
遺産のことなどを書くこともあり、遺言書と似ていますがエンディングノートには法的拘束力はありません。
家族に伝えたいことを書いたり、葬儀の内容、供養の方法など様々なことを書きます。
葬儀、お墓の手配
葬儀をどのような形にしたいのか、どんなお墓にしたいのかを考えます。
ある程度決まってしまったら、葬儀社や墓地、霊園をリサーチして決めましょう。
30代の終活は何をすべきか?
終活という言葉の流行から少し時間が経ち、今では30代のうちから終活をする人も増えてきました。
なぜ30代のうちから終活をするのか?30代のときにする終活は具体的に何をすればいいのか?を解説していきます。
30代のうちから終活を始める理由
終活は自分の人生の終わりに向けた活動のことを言います。
30代で終活を始めるにはまだ早いと考える方も多いかもしれません。
30代といえば働き盛りの年齢で、場合によっては結婚をしていたり、子供が生まれていたり、家を買ったりということがあります。
そんなときに、もし突然の不幸があったという場合に残された配偶者や子供が少しでも安心できるように準備をすることが大切です。
また、30代になってくると自分だけでなく両親についても考える時期になります。
自分の終活を通して、両親の終活についても一緒に考えていきましょう。
さらに終活を通して自分の人生を振り返ることで、これからの自分の人生について考える機会にもなります。
30代の終活の内容
30代のうちにする終活としてエンディングノートを書きましょう。
エンディングノートとは自分が亡くなった際に、残された家族が色々なことの判断や手続きをスムーズに行えるようにするものです。
遺言書を作ったり、保険や遺産相続、葬儀社の手配などは30代のうちからでは難しかったり必要がなかったりすることが多いです。
エンディングノートに自分の死後どうして欲しいのかという希望を書いておきましょう。
また、財産整理などもしておくと残された人が困りません。
エンディングノートの書き方
エンディングノートと言っても何を書いたらいいかわからないという方も多いかと思います。
ここではエンディングノートに書く代表的なものを紹介します。
もちろんこれらの項目を全て書かなければならないということではありませんし、他のことを書いても大丈夫です。
- 自分のこと
- 親族、友人、知人のこと
- お葬式、お墓のこと
- お金、財産、保険のこと
- 大切な人へのメッセージ
- これからのこと
エンディングノートの書き方については20代の終活の記事でさらに詳しく解説しています。
財産整理の仕方
30代の人であれば財産整理にも手をつけておきましょう。
財産整理をすることで自分の今の資産を見つめ直すことができます。
また、ちゃんと整理をしてあれば相続などの際に残された人達の管理が楽になります。
持っている財産のリストアップ
まずは自分が持っている財産をリストアップしましょう。
主な財産は以下になります。
- 預貯金
- 保険
- 株式、債権、投信
- 不動産
- ローン
注意としてはローンなどのマイナスの財産がある場合にも、忘れずに書きましょう。
もし、マイナスの財産の方が大きいということがわかれば、残された人は相続破棄という選択もすることができます。
使わない口座やカードの整理
持っている財産のリストアップをする際に預貯金を確認します。
その際に講座やクレジットカードなど使っていないものがあれば解約をしていまいしょう。
重要書類をまとめる
空き巣などの対策として、印鑑や通帳などをバラバラに置いていたりすることがあるかもしれませんが、書類に関しては1箇所でまとめておきましょう。
主に不動産の権利書や保険証書などをまとめておきましょう。
おわりに
- 30代に終活を始める人が増えている
- 30代の人は配偶者や子供のためにも終活が大切
- 30代の人の終活は親の終活も一緒に考えることができる
- 30代の終活ではエンディングノートを書くことがオススメ
- 30代の人は財産整理もする