【お墓 マンション】最新のお墓!マンション型のお墓とは!?

【お墓 マンション】マンション型のお墓について解説

マンション型のお墓とは

マンション型のお墓とは自動搬送式の納骨堂のことを指します。

納骨堂は本来ご遺骨を骨つぼに収めた状態で、一時的に安置しておくための施設でしたが、様々な背景によってお墓の代替として注目されています。

自動搬送式というのは、専用のカードキーを読み込ませることで認証を行い、骨壷が運ばれてくるような仕組みになっているのでそう呼ばれています。

つまり、マンション型のお墓とは、建物内に安置されている骨壷を自動で運び、運ばれてきた場所でお参りする事ができるという近代的なお墓です。

また、マンションのような建物に安置されている、つまり立体的に安置されているので、あまり土地を取りません。

なので、基本的には都心近くにあります。

マンション型のお墓が必要となった経緯

なぜ従来のお墓ではなく、マンション型のお墓が必要となったのでしょうか？

理由としては近年の土地不足などの問題や、都心部においては地価が高いため広大な墓地を開発できないという状況があるからです。

上述したようにマンション型のお墓は、納骨堂です。

しかし、様々な問題によってお墓を建てる事が出来ない人たちに向けて、お墓の代替施設として利用されています。

【お墓 マンション】マンション型のお墓の値段

マンション型のお墓について理解できたけど、一般的なお墓と比較してどれくらい値段は変わるの？

都心にあるなら高いんじゃない？

とお思いではないでしょうか？

実際お墓を建てるにはかなりの金額が必要となってくるので、金額については気になる所です。

マンション型のお墓は一体いくらくらいが相場なのか、一般的なお墓と比較してご紹介致します。

お墓	費用の相場
通常のお墓	200万〜300万
マンション型のお墓	50万〜150万

このように、マンション型のお墓は一般的なお墓と比較して、半分以下の価格になるのです。

マンション型のお墓は墓跡などを新たに購入する必要がないので、費用は安くなります。

マンション型のお墓の費用の構成については、下記をご参照ください。

永代供養料

マンション型のお墓の費用は基本的に永代供養料だけです。

永代供養料は区画を使用する料金と、永代供養をする費用で構成されています。

ただ、マンションの立地によっては地価が異なるので、値段が異なることもあります。

管理料

管理料とは施設を維持するための管理にかかる費用で、相場としては年間約1~2万円くらいです。

マンション型のお墓の場合、管理料を最初に一括で支払う事が出来、一括で支払う場合は割引を受けられる場所がほとんどです。

一括で支払うことを検討している場合は、事前にしっかりと調べておきましょう。

【お墓 マンション】マンション型のお墓の特徴

次に、マンション型のお墓の特徴についてご紹介致します。

マンション型のお墓にすることによる、メリット・デメリットをしっかりと比較して、ご自身にとってマンション型のお墓は良いのか悪いのか比較してみましょう。

マンション型のお墓のメリット

アクセスが非常に良い

一般的なお墓は広大な墓地が必要になってくるので、郊外の場所にあり交通の便が非常に悪いのが問題でした。

しかし、基本的にマンション型のお墓は都内にあるので、交通の便は申し分ありません。

費用が安い

上述したように、マンション型のお墓は一般的なお墓と比較して費用が安いです。

また、立地に対してお墓の費用が安いのも魅力的的。

マンション型のお墓と同じく、都内にお墓を建てるとしたら300万くらい費用がかかりますが、マンション型のお墓の場合は100万くらいで建てることができます。

跡継ぎがいなくても安心

マンション型のお墓の場合、永代供養の場合が多いです。

永代供養とは管理者側がご遺骨の供養や管理を半永久的に引き受けてくださる事を指します。

なので、たとえ跡継ぎがいなかったとしても安心ですね。

しかし、マンション型のお墓の中には契約期間があるものもあるので、注意が必要です。

手ぶらでお参りする事ができる

マンション型のお墓の方で、故人にお供えするお花やお線香などが用意されている事が多いです。

なので、お参りする際に事前に準備をする必要がないのです。

一般的なお参りでは、お花などを持参しなければならないので、面倒臭いという一面がありました。

しかし、マンション型のお墓では手ぶらでお参り可能という魅力があります。

マンション型のお墓のデメリット

機械の故障などの可能性がある

マンション型のお墓では、便利にするために機械の力を用いています。

なので、ほとんどの作業を人間がする事なく、とても便利なのですがその反面、故障するリスクがあります。

もし機会が故障してしまった場合、お参りができなくなってしまいます。

メンテナンスがある

上述したように、マンション型のお墓はほとんど機械の力で成り立っています。

そのため、定期的にメンテナンスが必要なのです。

メンテナンス中は機会を稼動させる事が出来ないので、必然的にお参りすることもできません。

マンションの耐用年数がある

通常のお墓とは異なり、建物中に格納されています。

そして、お墓は永代供養というものがあるように、代々何十年も受け継ぐこともあります。

それに対して、建物には耐用年数というものがあり、半永久的に存続するものではありません。

なので、将来的に耐用年数に不安がある場合は、しっかりと事前に考えるようにしましょう。

お墓のデザインが決められない

マンション型のお墓ではほとんどの場合、同じデザインで統一されており、ご自身で自由に決めることはできません。

近年は終活の一環で自分のお墓をご自身で決める事があります。

そのような方にとっては、マンション型のお墓は向かないかもしれません。

お墓のデザインなどに関して、何かしらのこだわりがある場合には、事前に確認しておきましょう。

【マンション お墓】まとめ