【葬儀 電報】お悔やみの言葉を綴る電報の送り方やマナーを解説!!

【葬儀 電報】そもそも電報ってなに？

電報とはどの様な意味を持っており、いつ打つべきなのかなどはご存知でしょうか？

電報の事について知識がないと、喪主及び遺族の方々に対して何が失礼に値するかわかっていない状態で、意図しないで大変な無礼を働いてしまう可能性もあります。

まずは電報について知りましょう。

電報や弔電という言葉は知っていたとしても、一体どんな時に打つのかご存知でしょうか。

電報には故人に対するお悔やみと、参列できない事に対する謝罪の意味があり、お通夜や葬儀・告別式などに止むを得ず参列できない時に打つものです。

ですので、逆に参列できる場合には電報を打つ必要はありません。

葬儀は前々から準備されるものではなく、唐突に執り行われるものです。

急な連絡で日程調整がうまくできず、葬儀に参列できないという事態は往々にしてありますので、マナーや送り方について把握しておきましょう。

【葬儀 電報】電報において気をつけたいマナーについて

電報において気をつけておきたいマナーはいくつかあります。

それぞれどれも無視できない、大切なマナーなのでしっかりと把握し守るようにしましょう。

必ずお通夜や葬儀、告別式が終わる前に届ける

そもそも電報と打つ意味として、お通夜や葬儀、告別式に参列できないために電報というものを打つので、必ずそれらが終わる前に届ける様にしましょう。

基本的には、お通夜の前日や葬儀の前日あたりに届けることが多いです。

当日に届く様にしてしまうと、ただでさえ忙しいのにも関わらず、電報や弔電の対処が増えてしまい、かえって迷惑をかけてしまう可能性もあります。

なので、届ける日にちや時間帯には気をつけておきましょう。

電報が間に合わない時には打たない

ここで注意しておきたいのが、電報が間に合わなかった時です。

その場合にはあえて電報は打たない様にしましょう。

もともと参列できない事に加えて、その謝罪の意味も含めた電報が遅れてしまっては大変失礼です。

なので、あえて電報は打たずに後日、直接弔問するか、お香典を郵送する際に謝罪の手紙を添えると良いでしょう。

最も良いのはやはり直接、弔問するのがおすすめです。

故人の呼び名は敬称

電報における故人の呼び名は敬称です。

たとえ仲が良く敬語を使うような仲ではないとしても、敬称にしましょう。

電報の場合、仲の良さ所縁の深さに関係なく、故人に対する尊敬の念が込められています。

しかし、敬称なんて普段使わない人がほとんどだと思われます。

なので、故人と受取人の関係性によってどのような敬称を用いるかをご紹介致します。

故人と受取人の関係	故人の敬称
受取人の実父ご尊父様	お父様
受取人の実母 ご母堂様	お母様
受取人の配偶者 ご主人様	ご令室様
受取人の義父・義母 ご岳父様	ご岳母様
受取人の子 ご子息	お嬢様
受取人の兄弟／姉妹	ご令兄様（ご令弟様）／ご令姉様（ご令妹様）

忌み言葉や重ね言葉を使わない

葬儀関連いおいては基本的にマナーですが、電報においてももちろん気をつけましょう。

「度々」「重ね重ね」などの重ね言葉や、「九」「四」などの忌み言葉と言われているものは使わないようにしましょう。

プライベートな内容は避ける

電報においてプライベートな内容を書くことはなるべく避けましょう。

その内容について遺族の方々が知らなかったことで、何かしらのトラブルに発展してしまう可能性もなくはありません。

そのような自体は避けるに越したことはないので、プライベートな内容は避けるように気をつけましょう。

【葬儀 電報】電報の2種類の送り方

電報の送り方には2通りの手段があります。

それが電話とインターネットです。

インターネットから申し込み、送る場合

インターネットから申し込む場合は、専用のサイトに行くことで申し込むことができます。

台紙のデザインなども一緒に選ぶことができ、いつでも申し込むことができるので、お忙しい方にとってはインターネットの方がおすすめです。

申し込む場合は下記からどうぞ。

祝電・弔電は電報申込サイトD-MAIL | NTT東日本

電報 祝電・弔電の申込みは D-MAIL | NTT西日本

電話から申し込み、送る場合

電話で申し込む場合は「115」に電話をかけると、オペレーターに繋がるので、申し込むことができます。

電話料金は無料なので、いくらでも相談できるのがおすすめな点。

オペレーターのとの対話を通して適切な電報を送ることができるので、時間を取れる際には電話がおすすめです。

【葬儀 電報】電報の文章の書き方

電報を打つ上で困るのがその文章の内容。

文章の構成を考える際に、2つの方法があります。

それぞれについてご紹介致します。

事前に自分で考える

これは誰もがわかる方法だと思いますが、事前に自分で電報の文書を考える方法です。

事前に自分で考えることの気をつける点としては、知らないマナーや使ってはいけない言葉に気をつけなければいけない事です。

しかし、それ以上に自分の言葉でお伝えすることはとても大切で、最も伝わるのでおすすめです。

業者のサンプルの中から選ぶ

後述しますが、電報を送る際には業者に頼みます。

そしてその際に、電報のサンプルを頂くことができ、そのサンプルの中から選ぶことができます。

また、そのサンプルを自分で少しアレンジして送ることができるので、最もおすすめです。

そうすれば、マナーや使ってはいけない言葉の心配もなくなり、一番安心とも言えるでしょう。

【電報 葬儀】電報の文章の具体例

こちらが一般的な電報の具体例となっています。

注意する点としては、上述したように敬称を用いる事と、参列できない代わりにしっかりと哀悼の意を示すようにしましょう。

また、葬儀などに参列できない事に対する謝罪も述べると、より良いでしょう。

宛名の書き方としては「（喪主の名前）様方」。

特定の人に送りたい場合は「（喪主の名前）様方・（友人の名前）様」と言うように書きましょう。

そして気をつけたい事として、差出人である自分と故人との関係性を一言くらいで良いので、明記しておくと良いでしょう。

遺族の方々からすると電報が多く届くと、誰が誰だかわかりません。

気遣いとして、加えてあげると良いでしょう。

【葬儀 電報】電報の相場はいくら？

電報および弔電における相場は、これと言うものはなく一概なことは言えますせん。

理由としては、弔電台紙はピンキリで500円~10,000円まであり、非常に幅が広いです。

また、文字数によっても値段は変動するので、相場は難しいのです。

ただ、一般的には3,000円~5,000円が最も多いです。

会社の場合もこれくらいの値段相場が多いです。

電報および弔電の値段は、本人と故人との関係性にも左右されるので、その点にも注意しましょう。

【葬儀 電報】終わりに