この記事を読んでいる方は、このような疑問をお持ちではないでしょうか?
- お香典を渡すタイミングは?
- お通夜で渡すのはどんなお通夜と葬儀どっちが適切なの?
故人の霊前に供える事と、遺族の方々の急な出費を助け合うという意味合いで送るお香典。
皆さんはお香典はどんなタイミングで渡すのが適切なのか、ご存知でしょうか?
おそらく、お通夜か葬儀のタイミングで悩んでいる事と思われます。
どっちのタイミングも渡してはいけないマナーはありませんが、適切なタイミングがあるので、そちらについてご紹介致します。
- お香典を渡すタイミングについて
- お通夜と葬儀どちらで渡すべきなのか
目次
【香典 お通夜 葬儀】お通夜・葬儀・告別式の違いについて
お香典を渡す適切なタイミングを知るために、先にそれぞれの式の意味を知っておく必要があります。
式の意味を知っておく事で、自分の立場がどのようなもので、どの式で渡すのが適切なのかわかるので、しっかりと意味を知っておきましょう。
お通夜の意味について
お通夜とは葬儀の前夜に、ご遺体を見守り夜通し別れを惜しむものです。
一般的に故人が亡くなった翌日にお通夜が行われるので、訃報を知らされる人にとってはかなり急な日程になります。
なので、何かしら準備していくと「不幸を予期していた」というように思われてしまう可能性があります。
葬儀の意味について
葬儀とは故人の冥福を祈って成仏祈願を行う儀式の事です。
つまりお通夜とはまた意味合いが異なり、故人が無事に成仏してもらうように行う儀式なのです。
なので、僧侶を招き読経して頂きます。
また葬儀にはかなりの費用がかかり、遺族の方々の負担はとても大きいのです。
地域などによっては、葬儀と告別式を一緒に執り行う場合などもあります。
告別式の意味について
告別式はその名の通り、故人と最後のお別れの場です。
告別式には宗教的な意味合いはなく、故人と縁のあった方々や遺族の方々が故人との思い出に浸りつつ別れを告げます。
なので、告別式ではお香典は関係ありません。
【香典 お通夜 葬儀】お通夜で渡す場合
- お通夜しか参列できない場合
一般的にお通夜でお香典を渡すのは、お通夜しか参列できない場合のみです。
というのも上述したように、お通夜はとても急に開かれるもので、参列者は駆けつけるものです。
なので、何かしら準備をしていくと「不幸を予期していた」というように思われてしまう可能性があります。
本人は全くそのような考えをしていなくても、そのような考え方は存在していますので、注意が必要です。
このような理由から、お通夜でお香典を渡すケースはお通夜しか参列できない場合です。
【香典 お通夜 葬儀】葬儀で渡す場合
- 一般的には葬儀の際に渡す
一般的にお香典を渡すタイミングとして適切なのは、葬儀のタイミングです。
葬儀は故人の冥福を祈って成仏祈願をする式で、お香典は故人の霊前に供える意味と葬儀の費用の助け合いという意味があります。
葬儀とお香典の意味をしっかりと考えると、葬儀の際にお香典を渡す事が適切だという事がわかると思います。
また、葬儀にかかる費用や包むお香典の金額について知りたい方は、是非こちらの記事をご参考にしてください。
【香典 お通夜 葬儀】まとめ
如何でしたでしょうか。
お香典を渡すのは葬儀かお通夜がいいか、ご理解いただけたでしょうか。
また、他にも葬儀に関する記事を数多く執筆しているので、是非ご参考にしてください。