神式の葬儀に行くことになったんだけど、もちろん香典って必要だよね?
ただし、表書きだったり香典袋の選び方が違うから注意が必要だよ!
包む金額の相場とかも違ったりするのかな?
りらいふくんもっと詳しく教えて!
この記事でわかる事
- 神式の香典の相場
- 神式の香典袋の書き方
- 神式の香典袋の選び方
できれば近所の葬儀業者に頼みたいから、近くの葬儀業者を探せるようなサイトがいいんだけど…
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目次
神式の葬儀について解説
神式の葬儀は日本で一番多い仏式の葬儀とは意味合いが異なります。
仏式の葬儀は、亡くなった方を極楽浄土に送り出すための儀式です。
それに対して神式の葬儀は亡くなった家族を先祖と共に守り神として奉ることを目的に行われます。
また、神式では人間の死を穢れとして考えるため、葬儀は神社のような神聖な場所では行いません。
さて、香典についてですが神式の葬儀では「玉串料」と呼ばれるものが仏式でいう香典にあたります。
要は神式でも仏式と同様にお金を包んで持っていく必要があります。
本来は「玉串料」という呼び方ですが、当記事では「香典」として解説していきます。
神式の香典の相場
神式と仏式では香典の相場に違いはありません。
基本的に香典の相場は、故人との関係性や自身の年齢によって変わってきます。
香典の相場についてさらに詳細や香典のマナーについてなど香典全般についてさらに詳しく知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。
親族の場合
故人との関係性 | 20代※単位:万 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 |
祖父母 | 1~2 | 2~3 | 2~3 | 3~5 | 3~5 |
親 | 5~7 | 5~10 | 7~10 | 9~12 | 10~15 |
兄弟姉妹 | 3~4 | 3~4 | 4~5 | 4~5 | 5~10 |
叔父・叔母 | 0.5~1 | 1~2 | 1~2 | 2~3 | 2~3 |
その他 | 0.5~1 | 0.5~1 | 1~2 | 1~2 | 2~3 |
親族だけあって自分との関係性が深いため、相場の金額が高くなってきます。
もちろん特別深い親交があったと言う場合には、相場の目安よりも多めに包むようにしましょう。
友人や近所の場合
故人との関係性 | 20代※単位:万 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 |
友人やその家族 | 0.5 | 0.5 | 0.5~1 | 0.5~1 | 0.5~1 |
隣人・近所 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.5~1 | 0.5~1 |
その他の付き合い | 0.3~0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.5~1 |
友人や近所の人となった場合の金額は迷いやすいですが、5千円~1万円ほどが相場になっています。
もちろん特に仲がよかったと言う場合には多く包みましょう。
職場関係の場合
故人との関係性 | 20代※単位:万 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 |
勤務先の社員 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.5~0.6 | 0.5~0.6 |
勤務先社員の家族 | 0.5 | 0.5 | 0.5 | 0.5~0.6 | 0.5~0.6 |
取引先 | 0.5 | 0.5~0.6 | 0.5~1 | 0.5~1 | 1 |
勤務先よりも取引先の方が、お香典の金額は高い傾向が見受けられます。
これは自分自身もそうですが、会社としてもお世話になっていたことから、お香典の金額が大きくなるようです。
香典袋の選び方
蓮の花が描かれているのは選ばないように注意!
最初にも少し説明しましたが「香典」は仏教における呼び方で、神式では「玉串料」と呼びます。
そのため、香典袋に印刷されている表書きが「玉串料」となっているものを選びましょう。
その他にも「御玉串料」「御神饌料」「御榊料」「御霊前」となっているものでも大丈夫です。
水引に関しては色は白黒か双銀、結び方は結び切りのものを選びます。
また、蓮の花が描かれている香典袋がありますが選ばないようにしましょう。
蓮の花はあくまで仏教のシンボルであるため、蓮の花が描かれている香典袋は仏教専用のものです。
香典袋に何も書いていないものについては次で解説します。
香典袋の書き方
香典の名前が違うってことは表書きとかは違うよね?
神式における香典では御玉串料と書いたりするよ!
香典袋の書き方に関しては神式と仏式で異なる点があります。
どの点で違うのか、どういったことで注意すべきかを解説していきます。
神式以外の香典袋の書き方などについて知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。
香典袋の表書き
神式では上部の中央に「御玉串料」と書きましょう。
その他にも御榊料・御神饌料・御神前料・御霊前などでも大丈夫ですが、一般的には「御玉串料」が使われることが多いです。
その他に関しては基本的に仏式と同じです。
下部の中央には香典を出す人のフルネームを書きましょう。
複数人であれば3人まで、それ以上の場合には〇〇一同と書きましょう。
香典袋の中袋
中袋に関しても仏式と同じです。
中袋には香典の金額、住所、名前を記入します。
中袋の表面の中央に縦書きで金額を、裏側の左側に住所と名前を記入します。
神式の葬儀で香典を渡すタイミング
あとは神式での香典はいつ渡せばいいの?
神道では、一般的な葬儀における通夜は通夜祭、葬儀は葬儀祭と呼びます。
神道における香典を渡すタイミングは通夜際で渡すようにしましょう。
葬儀祭にしかいけないと言う場合には葬儀祭の時に渡しても問題ありません。
通夜祭のみ、両方に出席すると言う場合には通夜祭のときに香典を渡しましょう。
香典の渡し方
渡す時って何か袋みたいなのに入れたりするの?
包み方を解説するね!
- 金封袱紗の包み方
- 爪付き袱紗・台付き袱紗の包み方
袱紗の包み方は、袱紗の種類によって異なります。
包み方は2種類あり、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
金封袱紗の包み方
- 開きが左側に来るようにする
- 表書きが読めるようにお香典を入れる
金封袱紗の場合の包み方は非常に簡単です。
元々金封袱紗は略式なので、簡単に包める仕様になっています。
包む際の注意点としては、金封袱紗の開きが左側に来るようにする事と表書きが読めるようにお香典を入れる事です。
爪付き袱紗・台付き袱紗の包み方
- 爪付き袱紗も台付き袱紗も包み方は同じ
- 金封を少し右側に置いて順に折っていく
- 最後に左側を折る
爪付き袱紗・台付き袱紗の包み方は、まずふくさを裏側が見えるように置き、金封を表書きが見えるように置きます。
その時の注意点として中心ではなく、右寄りにおくようにします。
そして、右側→下側→上側という順番に折っていき、最後に左側を折って包み爪をさして留めます。
香典袋を書く際の2つの注意点
ここでは一般的な香典を書く時に注意することを2つ紹介するね!
神式ならではの注意点ではなく、他の宗教で書く際にも同じことが言えます。
あくまで、香典袋を書く際の一般的なマナーとして把握しておきましょう。
- 金額を書く旧漢字について
- 香典袋を書く墨の色について
金額を書く旧漢字について
香典の中袋には金額を書きますが、この時旧字体を使うことがマナーとされています。
これらの旧字を使う理由は、後から第三者が書き足したりなどの改ざんができないようになっているためです。
漢数字 | 旧字 |
一 | 壱 |
二 | 弐 |
三 | 参 |
四 | 四 |
五 | 伍 |
六 | 六 |
七 | 七 |
八 | 八 |
九 | 九 |
十 | 拾 |
百 | 佰 |
千 | 阡 |
万 | 萬 |
墨の色は薄墨
香典の表書きに使う墨の色は薄墨がいいとされています。
これには「突然の訃報で墨をする時間がなかった」「悲しみの涙で墨が薄くなった」という意味が込められているためです。
ただし、最近ではすずりを使って書く人も少なくなったり、薄墨と濃い墨を分ける手間を考えて表書きも中袋も濃い墨で書くことも増えているようです。
また、お布施の袋はまた意味合いが変わってくるため濃い墨を使いますので注意が必要です。
おわりに
- 神式の葬儀は亡くなった家族を先祖と共に守り神として奉ることを目的に行われる
- 神式と仏式では香典の相場に違いはない
- 神式では「香典」ではなく「玉串料」と呼ぶ
- 蓮の花が描かれている香典袋は選ばない
- 香典袋の表書きは「御玉串料」
知らなかった!
香典の知識と共に覚えておこう!
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