お墓に供える花っていつもあまり気にしてなかったんだけど、こういうものがいいとかNGの花とかってあるの？
逆にNGの花としては匂いがきついものや、とげある花は避けるようにしよう！
りらいふくんもっと詳しく教えて！
この記事でわかること
- お花を供える理由
- 供える花の種類
- 供えてはいけない花
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目次
お墓に花を供える理由
- かつては動物にお墓を荒らされないようにしていた
- 自分の心とご先祖様の心を清らかにするため
お墓参りをする際には必ず花を供えますよね？
ではこの花を供えるという行為にはどんな意味があるのでしょうか？
お墓に花を供える理由や由来は諸説あります。
一つは土葬をしていた時代に動物にお墓を荒らされないように毒性の強い樒を供えたことが由来と言われています。
また、お釈迦様が若い頃に、仏様の供養に差し上げるものなかったので、花を供えたのが始まりとも言われています。
その他には綺麗な花をご先祖様に供えることで、お墓参りをしている自分の心と、ご先祖様の心を清らかにする意味がこめられています。
とにかく、お墓に花を供えるという行為は昔からの習慣であるということがわかります。
お墓に供える花の種類
お墓に供える花の種類はどんなものがいいのでしょうか？
基本的にはこれを供えなければいけないというものはありません。
しかし、一般的に長持ちするような花が好まれます。
具体的には菊がおすすめです。
日持ちがよく、枯れた際にも散らかりにくいことから、日本では昔から仏花として使われています。
迷った際には菊にしましょう。
四十九日までの花
四十九日までの忌中の間は白色の花が良いとされています。
白を基調として青色や紫色の差し色であれば問題ありませんが、赤や黄色は避けるようにしましょう。
花の種類については特に決まりはありません。
季節の花
菊が代表的な花でしたが、季節に合わせて供える花を変えることもおすすめです。
春
春にはたくさんの花が咲くため、供える花の種類も豊富にあります。
カーネーション・スターチス・アマリリス・キンギョソウ・水仙。スズランなどがオススメです。
夏
夏は水が腐敗しやすいため、花も同様に枯れやすいことに注意をしましょう。
ユリ・りんどう・ケイトウ・ヒマワリなどがオススメです。
秋
秋はお彼岸があり春のお彼岸とともに、最も墓参りをする人が多いシーズンです。
りんどう・コスモス・センニチコウ・ススキ・ワレモコウなどがオススメです。
冬
冬は春などと比べると種類が少なくなってきます。
スイートピーや アイリス・ストック・サザンカなどがオススメです。
お墓に供える花の3つの注意点
お墓に供える花のオススメについては紹介しました。
ここでは供てはいけない花であったりと注意点をご紹介します。
- 供えてはいけない花
- 造花を供えてもいいのか？
- 供えた花の持ち帰りについて
お墓に供えてはいけない花
供える花については決まったルールはありません。
しかし、避けた方がいい花はいくつかあります。
- 毒性の強い花
- 針のようなとげを持つ花
- 匂いのきつい花
- つるが伸びる花
毒性の強い花
お墓に供た花は誰が触るかわかりません。
そのため、彼岸花やキョウチクトウのような花は毒性があるためお墓には供えないようにしましょう。
針のようなとげを持つ花
毒性の強い花と同様に誰が触るかはわかりません。
バラのような花はとげがあり、怪我をしてしまう可能性もあるため避けましょう。
匂いのきつい花
ユリのような匂いのきつい花は隣のお墓参りにきた人などが気になってしまいますので避けましょう。
つるが伸びる花
アサガオやクレマチスはつるが伸びていきます。
つるが伸びて放置しておくと地面をはっていって見栄えが悪くなったり、隣のお墓に迷惑をかけてしまう可能性があります。
お墓に造花を供えてもいいのか？
基本的にはこれという決まりはないため、造花を供えても問題はありません。
造花であれば枯れる心配もなく、花代を節約することもできます。
しかし、地方の墓地や寺院の風習で生花だけと決められていたり、造花に手抜きというイメージを持つ方もいらっしゃいます。
造花を供える場合にはお墓の管理者や地元の人に聞いてみると良いかもしれません。
供えた花の持ち帰りについて
一般的にお墓に供えた花はそのままにして、次のお墓参りのタイミングで回収します。
しかし、お墓が遠くて頻繁にお墓参りにいけないなどという場合には花を長い期間供えっぱなしということもあまり良くありません。
花を長期間放置してしまうと、枯れてしまったり虫が湧いてしまうこともあります。
そのため、長く花を放置してしまう可能性がある場合には供えた花は持って帰りましょう。
または、お墓の管理者に回収をお願いするなどをしておきましょう。
お墓参りの手順
- お墓の掃除をする
- 墓石に打ち水をする
- お供えものを供える
- 線香を供える
- 片付けをする
お墓参りの際のおおよその手順は上記のようになっています。
花を供えるタイミングとしては、お墓の掃除をし墓石に打ち水をしたあとに供えましょう。
お墓を掃除する際には花立の中までしっかりと掃除をしましょう。
花立の中が汚れたままだと、花が長持ちしづらくなってしまいます。
お墓の掃除の仕方
雑草を抜いたり、墓石を洗ったりしよう！
お墓が汚くなってきた、お盆やお正月のタイミングでいろんな人がお墓参りをするという時にはお墓の掃除をしましょう。
お墓の掃除の流れ
お墓を掃除する流れは以下のようになっています。
- お墓の敷地内の掃除
- 墓石の掃除
- 小物の掃除
- 水気をとる
お墓の敷地内の掃除
まずはお墓の敷地内の掃除から始めます。
落ち葉やゴミがある場合にはそれを取り除きます。
次に雑草が生えていることが多いので根っこから取り除きましょう。
墓石の掃除
次に墓石を掃除します。
軽くゴミやホコリを取ったら墓石を水洗いしていきます。
水洗いをする際は、スポンジなどの柔らかい素材を使って丁寧に磨いていきます。
文字が彫ってあるところは歯ブラシを使いましょう。
墓石用の洗剤もあるので、石材の種類を確認して使用します。
小物の掃除
花筒や線香皿などを取り出して洗います。
花筒は柄がついているスポンジを使って奥の方まで洗えるようにしましょう。
線香皿に残っている古い燃えかすは捨てましょう。
水気をとる
最後に乾いたタオルで水気をしっかりとりましょう。
水気が残っていると、苔が生えやすくなってしまうので注意しましょう。
お墓掃除をする際の持ち物
これらのものが必要になります。
- 鎌
- ハサミ
- スコップ
- 軍手
- スポンジ
- タオル
- 歯ブラシ
- 墓石用洗剤
スコップや鎌、ハサミなどはお墓の周辺の雑草を取り除くのに使います。
スポンジ、タオル、歯ブラシ、墓石用洗剤は墓石を掃除する時に使います。
特に洗剤については、ホームセンターやネット通販などで墓石用の洗剤が売っていますのでできれば使いましょう。
食器用の洗剤などを使ってしまうと、シミや傷がついてしまう原因になる可能性があります。
冬場などで水作業が辛い場合にはゴム手袋を用意すると良いでしょう。
おわりに
お墓の花まとめ
- お墓に花を供える理由は諸説ある
- 供える花は長持ちする菊がおすすめ
- 四十九日までは白色の花を供える
- 菊以外にも季節の花を供えることもおすすめ
- 毒性の強い、とげのある、匂いがきつい、つるが伸びる花はNG
- 造花を供えても問題ない
せっかくならおしゃれにしたい！
もちろん供えてはいけない花は絶対に供えないようにしよう。
できれば無料で電話対応してくれて、無料で資料を送付してくれる所が良いんだけど…
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