浄土宗の葬儀に行くことになったんだけど、普通の葬儀とは何か違うの?
他の葬儀には無い独特な儀式もあるんだ。
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この記事でわかる事
- 浄土宗の葬儀の流れ
- 浄土宗の葬儀の特徴
- 浄土宗における作法、マナー
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目次
浄土宗について解説
日本には宗教がいくつかあり、それぞれ葬儀に対する考え方やマナーが違います。
浄土宗においても独特の特徴があります。
なぜそういった特徴があるのかを葬儀に対する考え方や意味を知ることが大切です。
- 浄土宗とは
- 浄土宗の葬儀の考え方
浄土宗とは
浄土宗は平安時代に法然上人によって開かれたものです。
「南無阿弥陀仏」の念仏を唱えることで、阿弥陀仏の救いを得ることができ、誰でも極楽浄土に住生できるというものです。
浄土宗の葬儀の考え方
浄土宗の葬儀は故人に代わって参列者が南無阿弥陀仏と念仏を唱え、故人が阿彌陀佛の救いを得る助けをするという意味があります。
また、引導下炬(いんどうあこ)というものがあり、汚れた現世と決別して仏門に入る宣言と、極楽浄土へ導くための「引導」の意味があります。
浄土宗の葬儀の流れ
浄土宗の葬儀は「序分」「正宗分」「流通分」の3部構成からなっています。
そしてさらに授戒と引導の儀式が加わります。
- お通夜
- 授戒の儀式
- 序分
- 正宗分
- 流通分
お通夜
浄土宗のお通夜に関しては、他の宗派と大きな差はありません。
葬儀の前日に開かれます。
葬儀に関しては流れがかなり変わってきますので、ある程度流れを把握して、当時バタバタしないようにしましょう。
授戒の儀式
授戒の儀式は授戒を受け、故人が仏の弟子となるための儀式です。
生前に授戒を受けている場合には省略されます。
順番 | 名称 | 内容 |
1 | 奉請(ぶじょう) | 仏の入場を願います |
2 | 懴悔(さんげ) | 仏に対し生前の罪を罪の赦しを請います |
3 | 剃度作法、十念 | 頭を剃る仕草をし、十念を唱えます。 |
4 | 三帰三竟(さんきさんきょう) | 仏・法・僧に帰依することを故人に伝える儀式です |
5 | 授与戒名 | |
6 | 開経偈(かいきょうげ) 誦経(ずきょう) 発願文(ほつがんもん) 摂益文(しょうやくもん) |
仏の教えを説く儀式です |
7 | 念仏一会(ねんぶついちえ) | 感謝して念仏を数多く唱えます |
8 | 回向(えこう) | 念仏によって全ての者が極楽浄土に行けるように願います |
序分
堂内に仏を迎え入れるための儀式です。
順番 | 名称 | 内容 |
1 | 入堂 | 鐘や太鼓を鳴らしながら入堂します |
2 | 香偈(こうげ) | 香を焚きます |
3 | 三宝礼(さんぽうらい) | 仏・法・僧の三宝に帰依します |
4 | 奉請(ぶじょう) 懺悔偈(さんげげ) |
仏に入場していただき、罪を懺悔します |
正宗分
引導の儀式を含む、葬儀の中心部分になります。
順番 | 名称 | 内容 |
1 | 作梵(さぼん) | 「四智讃(しちさん)」を唱えます。 |
2 | 合鈸(がっぱち) | 鈸を鳴らします。 |
3 | 念誦(ねんじゅ) | 僧侶がお経を唱えて仏に祈ります。 |
4 | 引導下炬(いんどうあこ) | 引導の儀式です。 2本の松明または線香を持ち、1本を捨て、残りの1本で円を描き、下炬引導文を述べます |
5 | 開経偈(かいきょうげ) 誦経(ずきょう) |
「四誓偈」か「仏心観文」の経文を読経します |
6 | 焼香 | |
7 | 摂益文(しょうやくもん) 念仏一会(ねんぶついちえ) 回向(えこう) |
仏様に救われたことを感謝し、数多くの念仏を唱えます |
流通分
葬儀を無事に終えられたことに感謝し、仏と故人を送り出します。
順番 | 名称 | 内容 |
1 | 総願偈(そうがんげ) 三身礼(さんじんらい) |
阿弥陀仏への帰依を誓います |
2 | 送仏偈(そうぶつげ) | 仏と故人を浄土へ送り出します |
3 | 退堂 |
浄土宗の葬儀の特徴
けど、浄土宗ならではのってどれなの?
浄土宗の葬儀において大きな特徴と言えるのが「引導下炬」と「念仏一会」です。
それぞれ重要な意味があるので解説をしていきます。
- 引導下炬
- 念仏一会
引導下炬
下炬引導とも言われます。
引導下炬は浄土宗の葬儀の儀式ではとても重要な意味を持つ儀式です。
2本のたいまつのうち1本を「厭離穢土(えんりえど)」(この世を離れること)に見立て、もう片方を「欣求浄土(ごんぐじょうど)」(浄土を求めること)に見立てます。
そして「厭離穢土」の方のたいまつを捨て、円を描き下炬の偈(あこのげ)を読んでから残った1本も捨てます。
この儀式により故人が現世と決別して仏門に入り、極楽浄土へ行くとされています。
念仏一会
もう一つ特的なものとして、念仏一会があります。
故人の代わりに参列者と僧侶が一緒に念仏を唱えることによって故人が極楽浄土に行く手助けをします。
具体的には参列者と僧侶で「南無阿弥陀仏」と念仏を10回以上一定時間唱えます。
浄土宗の葬儀で気をつける2つの作法、マナー
気をつけた方がいいこととかはあるのかな?
- お焼香について
- 香典について
浄土宗でもお焼香や、香典はあります。
こういった知識を押さえておいて、本番で恥を書いたりしないようにしましょう。
お焼香
浄土宗ではお焼香の回数は特に決められていません。
そのため、基本的には1~3回で大丈夫です。
焼香の手順としては
- 遺族と僧侶に一礼
- 焼香台に一礼
- 親指と人差し指、中指でお香をつまみ、額に当ててから香炉にくべます
- その場で合唱
- 再度遺族に一礼
という順番になっています。
香典
香典の表書きは宗教によって変わってきます。
浄土宗の場合は「御霊前」または「御香典」と書きます。
また、法事の場合には「御仏前」や「御侠御供物料」と書きます。
その他封筒の選び方や相場については一般的なものとは変わりません。
封筒の選び方、相場についてさらに詳しく知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。
おわりに
- 浄土宗では南無阿弥陀仏唱えれば、誰でも極楽浄土にいけると考えている
- 浄土宗の葬儀は「序分」「正宗分」「流通分」の3部構成からなっている
- 参列者と僧侶で「南無阿弥陀仏」と念仏を10回以上一定時間唱える念仏一会がある
- お焼香の回数は1~3回の中で自由
- 香典の表書きは「御霊前」または「御香典」
葬儀の流れを把握しておいて、当日焦らないようにしよう!
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