真言宗の葬儀に行くことになったんだけど何か気をつけた方がいいことはある?
だから葬儀の流れとか色々普通の葬儀とは違うから気をつけよう!
りらいふくんもっと詳しく教えて!
あとはお焼香の回数を覚えておくといいよ!
じゃあ今回は真言宗の葬儀について解説をしていくね!!
この記事でわかる事
- 真言宗の葬儀の流れ
- 真言宗の葬儀の特徴
- 真言宗の葬儀の作法、マナー
できれば近所の葬儀業者に頼みたいから、近くの葬儀業者を探せるようなサイトがいいんだけど…
そんなとこあるのかな?
全国の葬儀業者と提携しているから、どこに住んでいても近くの葬儀業者が見つかるよ!
それに、資料請求やお問い合わせなど全部無料で対応してくれるから、何か分からないことがあっても安心だよ!
一番おすすめな理由は、緊急の葬儀にはありがたいことに、24時間365日経験豊富なオペレーターに対応してもらえるんだ!
りらいふくんありがとう!
早速、電話してみよーっと♪
目次
真言宗とは?葬儀に対する考え方
葬儀も他とは違うのかな?
葬儀に対する考え方も他とは違うよ!
日本には宗教がいくつかあり、それぞれ葬儀に対する考え方やマナーが違います。
特に真言宗は密教と呼ばれる類の宗教です。
誰でもそのまま救いの道を悟れるわけではなく、秘密にされた真理を必死に学び追い求めて初めて到達出来るものとされています。
そのため、考え方や葬儀の解釈は他の宗教とは大きく異なります。
真言宗とは
先程も少し触れたように真言宗は密教であり、日本における純粋な密教は真言宗のみと言われています。
密教とは誰でも分け隔てなく布教される者ではなく、修行によって直接教えを授かった人以外には示してはいけないとされています。
真言宗は自力本願で「即身成仏」を目指す宗教とされています。
自力本願とはお釈迦様や阿弥陀様に身を委ねるのではなく、あくまで自身の修行や経験を通じて悟りを開き仏になることです。
葬儀でもこの考え方が基になって進められていきます。
葬儀の考え方
真言宗の葬儀は故人を大日如来の支配する「密厳浄土(みつごんじょうど)」に送り届けるための儀式とされています。
具体的には、故人が今世で身についてしまった悪い習慣や行いを浄化し、仏様の加護を得られるように供養をします。
そして、閻魔様(えんまさま)などで知られる10人の裁判官に、裁かれないように取り計らうという意味があります。
真言宗の葬儀の流れ
真言宗ならではの流れになっているから紹介するね!
大まかな葬儀の流れは以下のようになっています。
- 入堂
- 塗香(ずこう)、三密観(さんみつかん)、護身法(ごしんぼう)、加持香水(かじこうずい)の法
- 三礼(さんらい)、表白(ひょうびゃく)、神分(じんぶん)、声明(しょうみょう)
- 授戒作法
- 引導の儀式
- 破地獄の作法
- 焼香、出棺
塗香、三密観、護身法、加持香水の法
真言宗の葬儀の前には必ず行われます。
順番 | 名称 | 内容 |
1 | 塗香 | 体に香を塗って汚れをとります |
2 | 三密観 | 吽の字を体・口・意におきます |
3 | 護身法 | 五種の印を結んで真言を唱えることで心身を堅固にします |
4 | 加持香水の法 | 浄めるための香水を神聖なものにするための祈りです |
三礼、表白、神分、声明
仏を迎えて褒めたたえ、葬儀の成就を祈ります。
順番 | 名称 | 内容 |
1 | 三礼 | 三礼文を唱えて礼拝します |
2 | 表白 | 仏をたたえ教化を願い、これから行われる儀式の成就を祈ります |
3 | 神分 | 仏や菩薩の名を唱えて降臨に感謝します |
4 | 声明 | 典に節を付けた仏教を賛美する仏教音楽を指します |
授戒作法
授戒作法ではまず僧侶がカミソリを手にし、偈文[注1](げもん)を唱えながら故人の頭を剃ります。
そして、仏の弟子として帰依することを誓い、戒名を授けられます。
引導の儀式
引導の儀式ではもう一度表白と神分が行われます。
不動潅頂(ふどうかんじょう)、弥勒三種(みろくさんしゅ)の印を授け、故人の即身成仏を願います。
また、この引導の儀式の際に灌頂(かんじょう)と呼ばれる特徴的な儀式があります。
破地獄の作法
故人の心の中にある煩悩を取り除き、印明と血脈を授けます。
これらの儀式が全て終了した段階で、故人は即身成仏となります。
真言宗の葬儀の特徴
特に重要な儀式とかってあるの?
でも特に灌頂と土砂加持は真言宗の葬儀の中では大きな意味があるよ!
真言宗では灌頂(かんじょう)と土砂加持(どしゃかじ)と呼ばれる特徴的な儀式があります。
灌頂
故人の頭に水を注ぎかける儀式です。
引導の儀式の際に行われます。
水を注ぎかけることによって故人が仏の位に上がるとされています。
土砂加持
納棺時に行われる儀式です。
洗い清めた土砂を火で焚き、本尊の前で光明真言を唱えてからご遺体に振りかけて納棺します。
これによって生前の苦悩や罪を取り除き、体が柔軟になるとされています。
真言宗の葬儀で気をつけるべき3つの作法、マナー
真言宗の葬儀ならではの気をつけなきゃいけないこととかあるのかな?
- お焼香について
- 数珠について
- 香典について
浄土宗でもお焼香の回数が決められています。
その他にも数珠など、知識を押さえておいて本番で恥を書いたりしないようにしましょう。
お焼香について
真言宗におけるお焼香の回数は3回です。
ただし、参列者の数によってはお焼香の回数が1回と指示される場合があります。
基本的なお焼香の流れは以下のようになっています。
- 遺族と僧侶に一礼
- 焼香台に一礼
- 親指と人差し指、中指でお香をつまみ、額に当ててから香炉にくべます
- その場で合唱
- 再度遺族に一礼
真言宗以外のお焼香の作法や、さらに細かい作法について知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。
数珠について
数珠は宗派によって種類や使い方が変わります。
一般参列の方は略式数珠もしくは自分の宗派の数珠で大丈夫です。
遺族の場合はその後のこともあるので、本式数珠を用意しましょう。
他宗教の数珠や、数珠の持ち方などさらに詳しく知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。
香典について
香典の表書きは宗教によって変わってきます。
真言宗においては「御霊前」が一般的とされています。
宗派がわからないと言う場合は「御香典」でも可能です。
その他封筒の選び方や相場については一般的なものとは変わりません。
香典に包む金額の相場についても一般的な相場と同じで、故人との関係性、自分の年齢で変わってきます。
封筒の選び方、相場についてさらに詳しく知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。
おわりに
- 真言宗は密教と呼ばれる宗教
- 真言宗の葬儀は故人を大日如来の支配する「密厳浄土」に送り届けるための儀式
- 故人の頭に水を注ぎかける灌頂という儀式
- お洗い清めた土砂を火で焚き、本尊の前で光明真言を唱えてからご遺体に振りかけて納棺する儀式
- 真言宗におけるお焼香の回数は3回
葬儀の流れ、お焼香の回数などを覚えておいて当日慌てないようにしよう!
できれば近所の葬儀業者に頼みたいから、近くの葬儀業者を探せるようなサイトがいいんだけど…
そんなとこあるのかな?
全国の葬儀業者と提携しているから、どこに住んでいても近くの葬儀業者が見つかるよ!
それに、資料請求やお問い合わせなど全部無料で対応してくれるから、何か分からないことがあっても安心だよ!
一番おすすめな理由は、緊急の葬儀にはありがたいことに、24時間365日経験豊富なオペレーターに対応してもらえるんだ!
りらいふくんありがとう!
早速、電話してみよーっと♪