あとは合掌するときと、そうでない時でも持ち方が変わるよ!
どうしようりらいふくん教えて!
この記事でわかること
- 数珠に関する基本的な知識
- 宗教ごとの数珠の持ち方について
- 宗教ごとの数珠の種類
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目次
【葬儀 数珠の持ち方】数珠を使う理由
みんな持ってるから、とりあえず使うぐらいで...
今ではお守りのような役割として使われていたりするよ!
数珠は紐に108個の玉を連ねた仏具です。
元々は念仏やお題目を何回唱えたか、を数えるものでした。
また、108という数字は仏教では特別な意味を持つ数字であり、人間のもつ煩悩の数とされています。
108個の玉が人間の持つ煩悩を引き受けてくれてくれるとされています。
そのため、数珠にはお守りや厄除けとしての役割もあります。
また、長年数珠を使っていたりすると数珠の紐が切れてしまった、なんていうこともあるかと思います。
数珠の紐が切れることは悪縁が切れたことの現れともされ、縁起のいいことともされています。
【葬儀 数珠の持ち方】数珠の種類
数珠を購入しようとしてるんだけど、種類がありすぎてどれにすれば良いのかわからないんだけど...
その中で自分に合ったものを選ぼう!
- 本式数珠
- 略式数珠
数珠には様々な種類がありますが、大きく分けて本式数珠と略式数珠の2種類あります。
本式数珠は宗派によって形が異なりますが、玉の数が108個のものを指します。
略式数珠は玉の数を簡略化したもので、どんな宗派でも使うことができます。
色や素材に関しては様々なのものがありますが、基本的にはどんなものでも大丈夫です。
長く使うものですので、自分の好みの色を選びましょう。
ただし、地域によってはルールがあることもあるそうです。
例えば、名古屋や金沢近辺ではお葬式では白房の数珠、法事には色房の数珠を使うそうです。
不安な方は近所の年長者の方や、地域のお寺、葬儀社に相談することをおすすめします。
本式数珠
本式数珠は宗派により形が変わります。
基本的に正式数珠は玉の数が108玉あります。
ただし、宗派によっては108にこだわっていないところもありますので注意しましょう。
略式数珠
基本的には一重の数珠で、片手数珠とも呼ばれます。
以前までは108個を基準に1/2の54個、1/3の36個、1/4の27個と玉の数が決められていました。
しかし最近では玉の数にこだわらず、実用性を重視した略式数珠が多くなっています。
先ほども書いたように略式数珠は宗派を問わず使うことができます。
【葬儀 数珠の持ち方】宗派ごとの数珠、持ち方
また、数珠の形に合わせて持ち方も変わってくるから覚えておこう!
- 真言宗
- 浄土宗
- 浄土真宗
- 日蓮宗
- 曹洞宗
- 臨済宗
- 天台宗
数珠の基本的な知識についてご紹介した後に、宗教ごとの数珠の種類と持ち方についてご紹介致します。
是非、自分の宗教などの気になるところをご参考にしてください。
真言宗
- 真言宗の数珠
- 真言宗の数珠の持ち方
真言宗は空海によって9世紀初頭の平安時代に開かれた大乗仏教の宗派です。
真言宗の数珠
真言宗は数珠は数珠を特に重視する傾向があります。
一般的に使用される真言宗の数珠は、主玉108個からなる二重タイプです。
主玉が108個、親玉が2個、四天玉が4個に、浄名玉が1個、弟子玉(記子)が20個、露玉が4個に梵天房が4個ついています。長い一連の数珠を二重にして使用する形状なので、振分(ふりわけ)数珠とも呼ばれることもあります。
真言宗の数珠の持ち方
真言宗の数珠の持ち方は、数珠を両手の中指にかけます。
その際に、自分のための行の時には房を手のひらの内側に入れます。
その他の場合には房を手のひらの外側にし、そのまま手のひらを合わせて合掌します
浄土宗
- 浄土宗の数珠
- 浄土宗の数珠の持ち方
浄土宗は、浄土信仰に基づく鎌倉仏教のひとつで、浄土信仰に基づく鎌倉仏教のひとつです。
浄土宗の数珠
浄土宗の数珠は本式数珠でも珠の数は108玉ではありません。
浄土宗のお数珠には大きく分けて、「日課数珠」「百八数珠」「荘厳数珠」の3種類あります。
儀式の際には「荘厳数珠」を用います。
浄土宗の数珠は2つの輪を交差させた独特の形状をしており、それぞれに親玉と主玉があります。
浄土宗の数珠の持ち方
左手に副玉が入っていない方の輪を親指と人差し指の間に掛け、副玉が入っている方の輪は、左手の人差し指と中指にはさみ、そのまま数珠を握ります。
合掌する際には2つの輪を揃え、両方の親指にかけて、房を手前に垂らします。
浄土真宗
- 浄土真宗の数珠
- 浄土真宗の数珠の持ち方
浄土真宗とは、親鸞が始めた浄土教の一派「本願寺派」となります。
絶対他力の教えで、信心があれば、往生後すぐに成仏できるという考え方です。
浄土真宗の数珠
一般的に使用される浄土真宗の男性用の数珠の形は、一重タイプの紐房です。
男性用と女性用で異なり、男性用は主玉108珠のものではなく、紐房があります。
女性用の数珠は主玉108珠で、頭付房が付いています。
浄土真宗の数珠の持ち方
浄土真宗の数珠の持ち方は、男性用・女性用・本願寺派・大谷派で持ち方が異なります。
男性の場合は本願寺派・大谷派共に同じ持ち方で、合掌の際には両手に数珠を掛け房を下にたらします。
数珠を持つ際には、房を下にして持ちます。
日蓮宗
- 日蓮宗の数珠
- 日蓮宗の数珠の持ち方
日蓮宗は、皇室から日蓮大菩薩と立正大師の諡号を追贈された「日蓮聖人」を宗祖とする法華経信仰による仏教の宗派の一つです。
法華経の中から選ばれた宗祖の名前がそのまま名称になっています。
日蓮宗の数珠
日蓮宗の数珠には、一つ一つに「珠数曼陀羅」があり、大きく分けて「勤行数珠」と「装束数珠」の2種類があります。
日蓮宗において一般的に使用される数珠は、主玉108珠からできている二重タイプです。
2つある親玉から房が2本出ている方と、房が3本出ている方があり、2本出ている方は「釈迦如来」表し、他方は「多宝如来」を表していると言われています。
日蓮宗の数珠の持ち方
房が3本出ている方を左手の中指に掛け、1回捻ってから房が2本出ている方を右手の中指に掛けます。
その際に両方の房が外に出るように掛けます。
そして、そのまま手を合わせます。
合掌する際には、二重にして左手に掛け、房を下に垂らしましょう。
曹洞宗
- 曹洞宗の数珠
- 曹洞宗の数珠の持ち方
曹洞宗は日本仏教において禅宗のひとつで、お釈迦様をご本尊として仰ぎ、大本山永平寺を開いた道元と大本山總持寺を開いた瑩山を両祖として敬っている宗派です。
曹洞宗の数珠
曹洞宗の数珠は、主珠が108個あり、数珠に銀輪という金属の輪が通っている二重タイプです。
曹洞宗は禅宗のため、お念仏やお題目を唱えることはせず、座禅を重んじていますので、厳しい規定はありません。
曹洞宗の数珠の持ち方
曹洞宗の数珠の持ち方は、一重の大きな輪を1回ひねり、二重の状態にして持ちます。
親指が左手の人差し指の上になるようにおき、房を垂らして握るようにします。
臨済宗
- 臨済宗の数珠
- 臨済宗の数珠の持ち方
日本仏教において禅宗のひとつで、中国唐の真定府の臨済院に住み、黄檗希運の弟子であり、興化存奨を初めとする多くの弟子を育てた「臨済義玄」を宗祖としています。
臨済宗の数珠
臨済宗の数珠は曹洞宗と作りや房は同じで、主珠が108個あり、男性用の数珠には紐房、女性用の数珠には頭付房が付いています。
臨済宗は曹洞宗と同じで、坐禅を重んじていますので、厳しい規定はありません。
臨済宗の数珠の持ち方
臨済宗の数珠の持ち方は曹洞宗と同じで、一重の大きな輪を1回ひねり、二重の状態にして持ちます。
親指が左手の人差し指の上になるようにおき、房を垂らして握るようにします。
天台宗
- 天台宗の数珠
- 天台宗の数珠の持ち方
天台宗は、大乗仏教の宗派のひとつで、諸経の王とされる妙法蓮華経(法華経)を根本経典とするため「天台法華宗(てんだいほっけしゅう)」とも呼ばれている宗派です。
天台宗の数珠
天台宗にて一般的に使用される数珠の形は、主玉108個からなる二重タイプで、一つの大きな輪から梵天房が2本出ており、輪の部分を二重にして持つ独特な形です。
また、大きく分けて「9寸サイズ」「8寸サイズ」「大平天台」の3種類があり、男性は「9寸サイズ」女性は「8寸サイズ」僧侶は「大平天台」を持ちます。
天台宗の数珠の持ち方
房を下にして両手の人差し指と中指の間に掛けます。
そしてそのまま手を合わせます。
手に持つ際には二重にして、親玉を上に房は外側に垂らしてそのまま握ります。
略式数珠
略式数珠は宗教関係なく使うことができます。
略式数珠
略式数珠に関しては特別な決まりはないため、気に入ったものを選びましょう。
ただし。男性用と女性用で明確に違いがあることに注意をする必要があります。
男性は玉の直径が10ミリ以上、女性は基本的に8ミリ以下で作られています。
略式数珠の持ち方
略式数珠の場合には左手の親指と人差し指の間にかけて合掌するか、合掌した両手の親指と人差し指の間にかけましょう。
移動など、片手に持つ際は左手で房を下に垂らして持ちましょう。
【葬儀 数珠の持ち方】数珠の相場
それぞれ相場を紹介するね!
数珠の種類 | 相場 |
本式数珠 | 1~3万円 |
略式数珠 | 2000~5000円 |
数珠のおおよその相場は上の表のようになっています。
本式数珠でも素材が高いものを使用していれば十万円以上するものもあります。
逆に100円均一でも売っていたりもします。
無理に高いものを買う必要はありませんが、長く使用するという意味でも相場にあったような数珠の購入をオススメします。
【葬儀 数珠の持ち方】数珠に関する3つのマナー
他にも何か気をつけた方がいいことってあるの?
3つ紹介するから把握しておこう!
- 数珠の必要性
- 数珠の貸し借り
- ブレスレットタイプの数珠
正しい数珠を持っている、持ち方を知っているということ以外にも数珠に関して注意しなければならないことがあります。
数珠の必要性
ここまで長々と解説してきましたが、そもそも葬儀で数珠は必需品なのか?という疑問を持っている方もいるかもしれません。
数珠は本来、念仏を読んだ回数を数えるための道具でした。
そのため、お経を読む僧侶の方は必ず必要なものですが、参列者は必ずしも持っていなければならないというものではありません。
また、仏教以外の宗教では数珠を持たないので、数珠がなくてもマナー違反とはなりません。
ただし、日本の葬儀の約8割は仏教式ですし、数珠を持っていることが常識と認識している方もいますので、数珠は持っている方が無難です。
数珠の貸し借り
数珠の貸し借りはしない方がベターとされています。
数珠は念仏の回数を数えるためのもので、それと同時にお守りのような役割もあるため、一般的には貸し借りをしないのがマナーです。
しかし、数珠の貸し借りに関してはダメとする合理的な理由がないとも言われていて意見が別れるところでもあります。
数珠を忘れてしまった、などの場合には葬儀社のスタッフ等に相談をしたり、葬儀場の近くのコンビニ等で売っているかもしれません。
ブレスレットタイプの数珠
最近ではパワーストーンの流行もあり、ブレスレットタイプの数珠も多く売られています。
これを葬儀の数珠として使ってもいいのか?という疑問もあるかと思います。
一見すると、略式数珠としても使えそうではありますよね。
しかし、ブレスレットタイプの数珠は葬儀の場ではNGとなっています。
普段、お守りがわりとして持つことには何も問題はありません。
しかし葬儀の場で持っていくものとして、ブレスレットタイプの数珠はファッションとしての一面が強すぎることと、目的が違うため代用はできません。
【葬儀 数珠の持ち方】まとめ
葬儀での数珠の持ち方まとめ
- 数珠には正式数珠と略式数珠がある
- 正式数珠は宗派によって形が違う
- 略式数珠は全宗派共通で使うことができる
- 宗派によって数珠と数珠の持ち方が違う
覚えるの大変...
でも略式数珠ならどの宗派でも使えるし、本式数珠でも自分のところを覚えるだけで大丈夫だよ!
- 全国の葬儀社と提携しており取り扱い葬儀社数No.1
- 経験豊富なオペレーターが24時間365日即日対応
- お近くの適切な葬儀業者をご紹介
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