この記事を読んでいる方は、このような疑問をお持ちではないでしょうか?
- 葬儀にはどんな種類があるの?
- 近年葬儀が多様化してるらしいけど、どんな葬儀があるの?
葬儀が多様化しており、葬儀の種類が増加している近年。
昔から一般的な葬儀はもちろん、個人にあった様々な葬儀が実施されています。
近年は葬儀を選べる時代となっているのです。
この記事では葬儀に種類についてご紹介致します。
是非この記事を参考に、ご自身や今後どのような葬儀を行いたいか考えてみてください。
- 多様化している葬儀の種類
- ご自身に最もあった葬儀
- 各葬儀の内容や人数・費用など
目次
【葬儀 種類】様々な葬儀を徹底紹介!!
昔からある一般的な葬儀から、近年行わている一風変わった葬儀まで全てご紹介致します!
人数や平均的な費用なども合わせてご紹介しますので、ご自身や今後行うことになるであろう葬儀について、適切なものを選ぶことができます。
是非ご参考にしてください。
昔から馴染みのある「一般葬」について
費用 | 人数 | 内容 |
---|---|---|
100万~200万 | 50~ | お通夜・葬儀・告別式 |
昔から一般的に行われている「一般葬」。
遺族親族や友人、職場関係者、近隣住民など幅広い人をお招きし、壮大な葬儀を行うのが一般葬です。
一般葬はお通夜・葬儀・告別式と全ての式を行います。
なので葬儀の費用は他の葬儀と比較して、結構な金額がかかります。
互助会などのサービスを受けている方も多く、一般葬を行う場合はそれなりの準備をしておきましょう。
会社などで行う「社葬・合同葬」について
費用 | 人数 | 内容 |
---|---|---|
最も大規模なので、最もかかるが費用は不明 | 100~ | お通夜・葬儀・告別式 |
社葬・合同葬は会社の代表者などが亡くなってしまった時や、社員が殉職した時などに会社全体で行う葬儀の事です。
葬儀委員長などを会社がたてて、葬儀が円滑に進むように手配したりします。
また、遺族の方々と共同で執り行う際や、複数の会社が施主となるときは「合同葬」という。
会社が執り行うため、とても規模が大きくなります。
そのため、準備にかなりの時間や費用がかかるので、故人が亡くなった直後に密葬を行い、後日に本葬である社葬・合同葬を執り行います。
葬儀の内容としても、お通夜・葬儀・告別式と全ての行程をしっかりと行う昔ながらの葬儀です。
近親者などによる「家族葬」について
費用 | 人数 | 内容 |
---|---|---|
50万~150万 | 5~30 | お通夜・葬儀・告別式 |
近年最も有名になっており、普及し始めているのが「家族葬」。
家族葬とは言いつつも家族だけで行われるわけではなく、親族をはじめ故人と親しかった人なども呼ぶことも多いので、小規模な葬儀と言えるでしょう。
行う内容も一般葬と変わらず、お通夜・葬儀・告別式と一通り行われます。
また、家族葬では小規模で身近な人たちで行われるので、細かな要望を反映させることができるのが大きな利点でしょう。
費用も一般葬よりも低く抑えられるので、その分の余裕を自由に要望できるのです。
密かに行う「密葬」について
費用 | 人数 | 内容 |
---|---|---|
50万~150万 | 5~30 | お通夜・葬儀・告別式 |
密葬は家族葬と同様に、親族や故人と親しかった人たちのみで行われる小規模な葬儀です。
家族葬との違いは、訃報を知らせずに密かに行われる事。
加えて、密葬の後日に本葬が控えていることが一般的である事です。
社葬・合同葬のように会社の代表者などが亡くなってしまった場合、非常に人脈が広いため、近親者だけで葬儀をする事は不可能に近く、葬儀に準備に追われ亡くなった事とその悲しみに向き合う時間がありません。
なので、本葬である社葬・合同葬の前に密葬を親族だけで行うなどの形式が取られます。
わずか一日で終わる「一日葬」について
費用 | 人数 | 内容 |
---|---|---|
50万~150万 | 10~ | (お通夜)葬儀・告別式 |
一日葬とは、本来葬儀はお通夜・葬儀・告別式と日程を分けて行うものですが、お通夜を簡略化または省いて葬儀と告別式を一日で終わらせてしまう葬儀です。
このような日程から一日葬と言われています。
規模的には小規模で行われる場合も、大規模で行われる場合もあるので、自由に調整することができます。
費用としては、お通夜を簡略化または省き、葬儀と告別式を一日で終わらせてしまうため、一般葬と比べると比較的安価に済ませる事できる特徴があります。
火葬だけで済ませる「直葬」について
費用 | 人数 | 内容 |
---|---|---|
20万~50万 | 10~ | 火葬のみ |
お通夜・葬儀・告別式全て行わずに、火葬だけで終える葬儀である直葬。
葬儀の中では最も安価で、簡易的なものになります。
ただ、問題点として一般的な儀式を行わないので、周りの方々としっかりと話し合いをしておかなければ揉める事態が起きてしまいます。
故人が自分の葬儀は直葬でという指定をしている場合など以外は、しっかりと親族の人などと話し合いをする事が大切です。
また、葬儀の形式を自分で指定するような終活もあるので、是非一度やってみては如何でしょうか。
自然にご遺骨を散骨する「自然葬」について
近年の葬儀の多様化に伴って生まれた、新しい葬儀の形である「自然葬」。
自然葬とは正確には葬儀の形式を指すのではなく、ご遺骨を埋葬せずに散骨する事で、自然散骨とも呼ばれる葬儀なのです。
ただ、注意点として勝手にご遺骨を自然に散骨する事は法律で禁止されているので、気をつけましょう。
自然葬には様々な形式があるので、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
樹木葬
樹木葬とはその名の通り、暮石の代わりに樹木をシンボルとするお墓のことです。
樹木でなければいけない訳ではなく、草原など樹木葬の形式は多種多様です。
樹木葬の特徴として、お墓の費用が安価である事と、永代供養であるため後継を必要としません。
なのでご利用される方は、お一人様やご夫婦などが多い傾向があります。
海洋葬
海洋葬はその名の通り、海にご遺骨を散骨する事を指します。
海洋葬も樹木葬同様に、お墓の費用が安価である事と永代供養であるため後継を必要としない特徴があります。
海洋葬は比較的、海で仕事をされていた元漁師の方などに好まれ利用されます。
また海が好きな方にとっても、海洋葬は是非利用したい所なのではないでしょうか。
宇宙葬
宇宙葬とはご遺骨の入ったカプセルをロケットで宇宙まで送り届け、宇宙に散骨する事を指します。
宇宙葬は他の自然葬と比較してお値段は高く、お墓の費用と同等かそれ以上になる事がほとんど。
しかし、宇宙に散骨されるという他とは一線を画した特別な行為をする事ができます。
宇宙が好きな方や、人生で一度でいいから宇宙に行ってみたい方など、是非ご利用されてみては如何でしょうか。
自分の好きな葬儀ができる「自由葬」について
自由葬は宗教的な儀式にとらわれず、ご自身の好きなように葬儀を行う事ができるのです。
例として、音楽葬などが挙げられます。
音楽葬はオーケストラに演奏してもらうなどの方法で、故人を送る葬儀の事です。
音楽葬は一例で、ご自身の趣味などを生かした葬儀にカスタマイズできるのが自由そうです。
正に、近年の葬儀の多様化を象徴するような葬儀なのではないでしょうか。
生きている間に行う「生前葬」について
生前葬はその名の通り、生前のうちにご自身の葬儀を開く事です。
正確には葬儀というよりも、お別れ会とも言えます。
葬儀ではも自分はこの世にいないので、「家族や古くからの友人にお別れを伝える事ができない」という考え方から、生前葬というものが生まれました。
近年は人生の終わり方を考える、「終活」というものが一般的になっており、終活の一環としてお別れ会を開く方が非常に増えています。
是非、これを機械に終活について考えてみませんか?
【葬儀 種類】まとめ
如何でしたでしょうか。
様々な葬儀の種類についてご理解いただけたでしょうか。
また、他にも葬儀に関する数多くの記事を執筆しているので、是非ご参考にしてください。