この記事を見ている方は、このような疑問をお持ちではないでしょうか?
- お通夜で挨拶って何話せばいいの?
- お通夜の挨拶で言っちゃいけない事って?
- 具体的な挨拶の例って?
お通夜で避けては通れない挨拶。
お通夜はそう頻繁に行われるものではないので、いざ自分がお通夜で挨拶をするとなると、やった事がないので困りますよね。
そこでこの記事では、お通夜の挨拶でもう困らないように話すべきポイントや、話してはいけないポイントまでご紹介致します。
- お通夜で挨拶をするタイミング
- 挨拶で話すべきポイント
- 挨拶で話してはいけないポイント
- 具体的なお通夜の挨拶の例
目次
【葬儀 お通夜の挨拶】お通夜の挨拶をする喪主とは
まずはそもそも、お通夜で挨拶をする喪主にはどのような人がなるのかご存知でしょうか?
喪主は葬儀全般を取り仕切り、参列して頂いた方々に対して故人に代わってお礼を言います。
なので、喪主は故人と最も縁の深かった人が担当します。
そして、喪主は早急に決定すると良いでしょう。
葬儀関連の準備段階で葬儀会社の方との打ち合わせなどが必要になってくるので、遺族の方がで話し合って決めましょう。
喪主と施主の違いってなに?
- 喪主は「喪に関する主」なので、葬儀全般を取り仕切る人
- 施主は「お布施に関する主」なので、金銭周りを仕切る人
- 現在はほぼ「施主」=「喪主」
結論から述べると、現在は喪主と施主に別の人物を選ぶことはほぼありません。
以前は喪主が葬儀全般を取り仕切る役割。
施主が金銭関係を取り仕切る役割と別れていたのですが、現在ではそのようなえ役割分担はされておらず、全て喪主が担当するような形式になっております。
【葬儀 お通夜の挨拶】挨拶をするタイミングとは
- お通夜振る舞いをする前
- お通夜を閉めるタイミング
では、まずお通夜の挨拶をするタイミングはいつなのかをご紹介致します。
お通夜で挨拶をするタイミングは2つあり、お通夜振る舞いをする前とお通夜を閉めるタイミングです。
お通夜の簡単な流れとして、儀式→お通夜振る舞い→終了なので、それぞれの流れの節目で挨拶をするタイミングがあるようですね。
また、それぞれで挨拶の内容も異なってくるので、いくつかのパターンを用意する必要がありそうです。
【葬儀 お通夜の挨拶】挨拶で話すべきポイント
お通夜における挨拶では一体どのような事を述べるといいのでしょうか。
先程紹介した、お通夜における2つの挨拶のタイミングでそれぞれご紹介します。
お通夜振る舞いをする前の挨拶におけるポイント
- 駆けつけて下さった方々へのお礼を欠かさない
- 生前そして病気中などの厚誼に対するお礼
- お通夜振る舞いのご案内
- 簡潔にまとめる事
お通夜振る舞いをする前にする挨拶は、最初の挨拶となります。
なので、まずはお忙しい中駆けつけて下さった方々に対して、故人に代わってお礼を述べることが大切です。
それに加えて、故人が生前にお世話になった方や、入院中などにお見舞いに来て下さった方などがいらっしゃるので、喪主としてまたは故人の代わりとしてお礼を述べると良いでしょう。
その際に何かしら生前のエピソードを交えると良いでしょう。
最後にお通夜振る舞いのことについて説明するようにしましょう。
そして全体的に、簡潔にまとめることを意識しておくことが大切。
お通夜を閉める時の挨拶のポイント
- お通夜に参列して下さった事に対するお礼
- 今後の葬儀関連の日程の案内
お通夜を閉める際の挨拶のポイントは2あります。
まずは、お通夜振る舞いの前にも述べましたが、お通夜に駆けつけて下さった方々に対してもう一度お礼を述べましょう。
そして重要なのが今後の日程に関する案内です。
お通夜のあとは葬儀があり、葬儀は死者を弔う大切な儀式なので、しっかりと日程をお伝えしておく事が大切です。
【葬儀 お通夜の挨拶】挨拶で言ってはいけない言葉
葬儀関連の際に言ってはいけない言葉が多数あります。
おそらく皆さんもご存知でしょうその言葉は「忌み言葉」と呼ばれています。
忌み言葉には3種類あるので、それぞれ具体的にご紹介いたします。
不吉な事を連想させる言葉
- 浮かばれない
- 迷う
- 9や4など
まずはこのような不吉な事を連想させる言葉です。
葬儀は死者を極楽浄土へと迷う事なく、送るための儀式でもあるので、上記のような「浮かばれない、迷う」などの言葉は不吉な事を連想させてしまいます。
また不吉と言われている数字にも気をつけましょう。
席の数などうっかりしていると、不吉な数字になりかねません。
重ね言葉
- 重ね重ね
- またまた
- 次々と
次に不幸が重なる事を連想させるような言葉たちです。
このような言葉は慶事などのお祝い事では、好まれてよくわざと使用されます。
反対に葬儀などの弔事では、不幸な事が重なって欲しくないと誰もが思っているため、このような重ね言葉は避けられています。
死に関する直接的な言葉
- 生きる
- 死ぬ
- 急死
これらの言葉は誰もが避けると思われますが、生死に直接関係する言葉はNGです。
残された遺族の方々の事を考えると当然のことでしょう。
このような言葉は挨拶をする喪主に限らず、参列して方々全員気をつけるようにしましょう。
【葬儀 お通夜の挨拶】具体的な挨拶の例
それでは、以上の事を踏まえて具体的な挨拶の例を考えてみましょう。
お通夜振る舞いの前とお通夜を閉める際の挨拶を、喪主と故人の関係性別にご紹介いたしますので、是非ご参考にしてください。
お通夜振る舞いの前の挨拶
別室にささやかな酒肴を用意いたしましたので、ごゆっくりお召し上がりください。
また、生前闘病中に頻繁にお見舞いに来て下さった厚誼に関しても、厚く御礼を申し上げます。
お通夜を閉める際の挨拶
【葬儀 お通夜の挨拶】まとめ
如何でしたでしょうか。
お通夜での挨拶についてご理解頂けたでしょうか。
また、他にも葬儀に関する記事を数多く執筆しているので、是非ご参考にしてください。