ただし、避けた方がいい日もあるから気をつけよう!
でも避けた方がいい日って何?
りらいふくんもっと詳しく教えて!
この記事でわかること
- 葬儀の日取りの選び方
- 葬儀と六曜について
- 葬儀の流れ
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目次
一般的な葬儀の日取り
- 葬儀の日程の決め方
- 一日葬の場合
一般的な通夜、葬儀の日取りは故人が亡くなられた次の日に通夜、さらにその次の日が葬儀・告別式となっています。
遺体の腐敗を防ぐため、故人が亡くなった悲しみを少しでも早く遺族や参列者の人たちと分かち合うため、亡くなった後すぐに通夜と葬儀をすると言われています。
とは言っても例外になるようなこともありますので解説していきます。
葬儀の日程の決め方
- 火葬場の空き状況を調べる
- 僧侶のスケジュールを確認する
- 親族のスケジュールを確認する
葬儀の日程は基本的には故人が亡くなった次の日に通夜でその次の日に葬儀・告別式でした。
しかし、葬儀の日程を決める際にはいくつか確認しておく必要があります。
火葬場の空き状況を調べる
火葬は葬儀・告別式の後にすることが一般的です。
そのため、希望の日時に火葬場が空いているかどうかを確認しましょう。
また、後ほど詳しく説明しますが、友引の日には火葬場が休みになっていることが多いですので気をつけましょう。
僧侶のスケジュールを確認する
基本的にはいつもお世話になっているお寺の僧侶に読経などをしていただきます。
僧侶のスケジュールを確認し、葬儀の日程を決めましょう。
1~2日、日程をずらすぐらいであれば問題はありません。
しかし大きく日程をずらさないといけないとなった場合は、同じ宗派の僧侶を紹介してもらうことが多いです。
親族のスケジュールを確認する
参列していただきたい人のスケジュールも確認をしましょう。
遠方から参列される方もいるかもしれないので、ある程度火葬場と僧侶のスケジュールが決まったタイミングで早めに連絡をするようにしましょう。
一日葬の場合
一日葬の場合には少しだけ変わってきます。
一日葬は一日で通夜、葬儀、告別式をしてその後に火葬をします。
しかし、法律により火葬は亡くなってから24時間以内にしてはいけないとなっています。
そのため、亡くなった次の日に一日葬をする場合には24時間以内に火葬ができないので、火葬の時間を逆算して開始時間を決める必要があります。
葬儀と六曜の関係性
それとも大安にはしない方がいいのかな?
詳しく解説をしていくね。
- 先勝
- 友引
- 先負
- 仏滅
- 大安
- 赤口
葬儀などの慶弔時には何かと縁起が重要視されています。
特に日にちと縁起が関係するのは、「六曜」と呼ばれるものです。
中国が起源とされており、暦の日を6種類の吉凶日に分けたものと言われています。
六曜は「先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口」となっており、旧暦の元旦を先勝とし順番に並べ繰り返して日に当てます。
古くから六曜は暦注で固有の吉凶や運勢が意味付けられています。
現在は六曜の中でも不幸な人される仏滅や、良い人される大安でもあまり関係なく葬儀が執り行われています。
しかし、友引の日は例外になっており、唯一避ける日となっているのです。
理由として、友引の日の本来の意味は違うのですが、現在は漢字から連想される「友を引く」というような意味で捉えられているからです。
なので、結婚式などのような慶事の際には人気なのですが、葬儀になると縁起が悪いということで避けられています。
それぞれと葬儀の関係について詳しく見ていきましょう。
先勝について
先勝の意味はその漢字の通り、「先んずれば勝つ」という意味になります。
急げば良い事があるとされており、午前中に行うと吉、午後に行うと凶とされております。
葬儀との関係性は特にありません。
友引について
友引はかつては共引とされており、「勝負が引き分けになる」という意味がありました
しかし現在は友引という漢字の意味に引っ張られ、葬儀においては友を引くという縁起の悪い意味になっています。
そのため、友引の日に葬儀をすることは避けられることが多く、それに伴って火葬場が休みの日も多いです。
先負について
先負は先勝とは異なり、「先んずれば負ける」という意味です。
午前中は凶、午後は吉とされています。
葬儀とは関係ありません。
仏滅について
仏滅は六曜の中でも最も縁起の悪い日とされており、結婚式などの慶事においては避ける人が多い日です。
しかし、葬儀に関しては緊急性が高く日取りが選べないことも多いので、関係なく執り行われます。
気にするかたは、葬儀でも避けるようにしましょう。
大安について
大安は仏滅と反対で、六曜の中で最も良いとされている日です。
葬儀との関連性は仏滅と同じで、葬儀は緊急性が高く日取りを選べないことも多いので、関係なく執り行われます
赤口について
赤口は11時頃から13時頃のみが吉で、その時間以外は凶とされています。
葬儀とは特に関係ありません。
初七日、四十九日法要の日程
でも葬儀の後にもやる法要があると思うんだけどいつやればいいの?
- 初七日法要
- 四十九日法要
葬儀の後には初七日法要、四十九日法要と法要をする必要があります。
その後も一周忌法要などをしていきますが、まずはこの初七日法要と四十九日法要の日取りについて解説をしていきます。
初七日法要
初七日法要とは亡くなられてから7日後に行う法要のことを言います。
一般的な日程通りに亡くなった次の日に通夜、その次の日に葬儀・告別式をしたら、葬儀・告別式から5日後に初七日法要を行います。
しかし、通夜と葬儀・告別式のために集まり、その数日後にまた初七日法要のために集まるというのは参列する人にはとても負担になります。
そのため、最近では繰り上げ法要と言って、初七日法要を葬儀の日に執り行うことがほとんどです。
葬儀や法要に参列する親族などの負担を考えて日程を組むようにしましょう。
四十九日法要
初七日法要の後に集まる法要が四十九日法要です。
初七日法要は親族のみで行うことが多いですが、四十九日法要は親族以外にも生前親しかった友人や知人をお呼びすることも多いです。
四十九日法要は亡くなられてからぴったり49日後に行うのではなく、49日より少し早めの土日にすることが多いです。
葬儀の流れ
通夜
基本的な流れは以下のようになっています。
- 受付
- 開式
- 読経、お焼香
- 閉式
- 通夜振る舞い
通夜の準備
遺族や喪主は通夜が始まる2時間前ぐらいを目安に会場に入って準備をしましょう。
通夜全体の流れの把握、挨拶のタイミングを把握します。
受付の仕方、会葬礼状、供物、供花の名前や順番の確認をします。
受付
受付は開式の30分前から始めます。
参列者は受付で記帳をし、香典を渡します。
受付係の人は、金額やその参列者にいただいたものか確認、記録をし大切に保管・管理します。
通夜(開式、読経、お焼香、閉式)
僧侶が到着し、時間になれば開式します。
僧侶に読経をしてもらい喪主、遺族、一般参列者の順に焼香を行います。
喪主は焼香のあとに参列者に対して挨拶を行います。
そして僧侶が退席し、通夜は終了になります。
通夜振る舞い
通夜のあとは参列してくださった方やお手伝いの方に食事や酒を振る舞います。
時間としては1時間程度で、一般参列者が帰られたあと、葬儀担当者や遺族、喪主は翌日の流れを確認します。
葬儀・告別式
大まかな流れは以下のようになっています。
- 受付
- 開式
- 読経、お焼香
- 閉式、出棺
- 火葬
- 骨上げ
- 還骨法要
- 精進落とし
準備、受付
基本的な流れは通夜の時と同じです。
ただし会葬礼状、会葬御礼品の用意をしておきます。
それぞれの渡し方などを確認をしておきます。
葬儀・告別式(開式、読経、お焼香、閉式、出棺)
こちらも基本的には通夜と流れは同じです。
ただし、通夜では僧侶の読経の後に焼香を行いますが、葬儀では読経のあとに弔辞・弔電の紹介をしてから焼香を行います。
その後僧侶が退場し、出棺の準備を行います。
出棺の準備は喪主や遺族、参列者で棺に花を入れ、故人との最後のお別れを行います。
お別れの花入れの後、棺にふたをして、火葬場に向けて出棺します。
出棺の前には喪主による挨拶があります。
火葬、骨上げ
火葬場につくと納めの式を行った後に火葬をします。
火葬後は遺骨を骨壺に納める骨上げを行います。
二人一組になって足のほうから順番に遺骨を骨壺に納めていきます。
還骨法要
火葬が終わったら自宅もしくは斎場で還骨法要を行います。
僧侶による読経の後、焼香をします。
精進落とし
最後にご僧侶やお世話になった人たちを招いて食事をします。
食事の最初と最後には喪主が挨拶をします。
この精進落としが終わると葬儀は終了となります。
【葬儀 日取り】まとめ
葬儀の日取りまとめ
- 基本的には亡くなった次の日に通夜、その次の日に葬儀をする
- 火葬は亡くなった24時間以内はできない
- 友引の日は葬儀が避けられる
- 初七日法要は葬儀の日にすることがほとんど
- 四十九日法要は49日より少し前の土日にすることが多い
葬儀の日取りを決める時には気をつけないと...
六曜と葬儀は関係がないとは言われているけれど、気にする人がいるかもしれないから出来るだけ気を使うようにしよう!
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