【葬儀 出席】葬儀には出席?参列?それとも列席?どれが正しいの?

【葬儀 出席】出席・参列・列席の違い

葬儀に参加する意味で使用される出席・参列・列席という3つの言葉。

それぞれの違いについて、意味の違いと使われ方の違いという2つの観点からご説明いたします。

出席・参列・列席の意味の違いについて

参加するという意味で使用される3つの言葉。

それぞれには明確な意味の違いがあるので、それぞれの意味の違いについて見ていきましょう。

「出席」の意味

出席の意味としては、そこにいる事が目的になる場合に使用されます。

また、招かれた際に自分の席がある場合に使用されるようです。

「参列」の意味

参列は出席と決定的な意味の差はないがです。

基本的に参列には儀式や式などに参加するという意味があるので、一般的に葬儀などでは参列するという使い方をします。

「列席」の意味

列席は基本的に主催者側が使用する言葉です。

意味としては特に違いはありませんが、主語が異なります。

出席・参列・列席の使い方の違いについて

それぞれの言葉の意味についてご理解頂いた所で、それぞれの具体的な使い方についてご紹介致します。

葬儀の場合などは特にマナーに気をつけなければなりません。

「出席」の具体的な使い方

出席は葬儀の場では基本的には使用されません。

出席という言葉を使用する際は、葬儀ではなく、その前に交わす友人との会話くらいにしておきましょう。

「参列」の具体的な使い方

「葬儀に参列させて頂きます。」

「先日は葬儀に参列できず、誠に申し訳ございませんでした。」

「列席」の具体的な使い方

「ご列席の皆様、本日はお忙しい中、お集まり頂き誠にありがとうございます。」

「ご列席の皆様にはささやかながら別室にお食事をご用意させて頂いております。」

【葬儀 出席】弔問という言葉

似たような言葉として弔問という言葉を聞いたことがあるかもしれません。

ですが、弔問にはまた違った意味があり、2つの意味があります。

一つは通夜を執り行う前に故人の安置されている場所に駆けつけることを指します。

もう一つの意味は、通夜・葬儀に参列できず、後日故人の家を訪問することを指します。

【葬儀 出席】まとめ