それに、葬儀においては基本的なマナーである薄墨も使用しないんだよ!
しかも危うく薄墨で書いちゃうところだったよ…
りらいふくん教えて!!
じゃあ今回はお布施の書き方や書く時の注意点などについて解説するね!!
この記事でわかる事
- お布施(表書き・中袋・裏書き)の書き方
- お布施を書く際の3つの注意点
- お布施の包み方の注意点
- お布施の金額の相場
- お布施を渡す際のマナー
できれば近所の葬儀業者に頼みたいから、近くの葬儀業者を探せるようなサイトがいいんだけど…
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目次
お布施について解説
お坊さんにお経を読んでもらったお礼?
普通は葬儀の際には僧侶の方にお布施を渡します。
これはお経を読んでもらったお礼だけでなく、戒名を付けてもらったお礼なども含まれています。
その他にも会場までの移動費としての心付けや会食を欠席された時の御膳料も含まれることがあります。
このお布施に関してはいくら包むか、封筒には何を書くのか、渡す際にはどうすればいいのか、といった様々なマナーがあります。
当記事ではこれらをわかりやすく解説していきます。
お布施の書き方を徹底解説
中袋があれば中袋に、中袋がなければ裏に書くよ!
執筆箇所 | 執筆内容 |
---|---|
表書き | お布施・御布施・御礼・御祭祀料・献金 |
中袋 | 住所・氏名・金額 |
裏書き(中袋がない場合) | 住所・氏名・金額 |
お布施は基本的に2つの袋で包まれており、外袋>中袋>金銭、という順に包まれています。
そして、それぞれ書くべき内容が異なるので注意が必要です。
具体的には上記の図のようになっています。
まず一番外側の袋に表書きを記します。
今回の場合は僧侶の方にお渡しするお布施なので、「お布施」と基本的には書きますが、宗派などによって異なるので注意が必要です。
その次に中袋、または中袋がない場合がありますので裏書きに、ご自身の住所・氏名・金額を記入します。
続いて、「表書き・中袋・裏書き」についての書き方を解説しますので、是非ご参考してください。
また、お布施について詳しく知りたい方はこちらをご参考にしてください。
お布施の表書きの書き方
まず表に書くのは名前と「お布施」でいいのかな?
それぞれ説明するね。
- 仏式の場合
- 神道の場合
- 浄土真宗の場合
- キリスト教の場合
上述したように表書きは宗教や宗派で異なりますが、基本的な要素はあります。
まず名前は中央より下に縦書きで「〇〇家」または「フルネーム」を書きます。
その際に注意する事は、見栄えを良くするために縦書き1列に納めるようにしましょう。
しかし、姓名が長いという場合には2列以内に納めるように意識する事が必要です。
また、お布施は連名で書くこともできます。
連盟の場合には、3名以下の場合は全員のフルネームを書きます。
4名以上になる場合には、代表者1名のフルネームと「外一同」と書きましょう。
それでは宗派ごとに詳しく見ていきます。
仏式の場合
- 「御布施」または「お布施」と書くのが一般的
仏教の場合は「御布施」または「お布施」と書くのが一般的です。
仏教では他にも「御回向料」や「御礼」などのような書き方もあります。
また、読経への謝礼を「御経料」、戒名授与の謝礼を「戒名料」と書き、それらだけにフォーカスして書く事もあります。
しかし、それらを全てまとめて「御布施」と書いてしまっても問題ありません。
また、お布施とは別にお車代や御膳料を渡すことがあります。
この時はそれぞれ「御車代」、「御膳料」と書きましょう。
神道の場合
- 「御礼」または「御祭祀料」と書くのが一般的
日本古来の民族宗教である神道の場合、仏教とは異なり「御礼」または「御祭祀料」と書くのが一般的です。
お布施の意味としては仏教と同様で、神職の方に対するお礼の気持ちを表すものです。
浄土真宗の場合
- 「御礼」または「御祭祀料」と書くのが一般的
浄土真宗の場合、仏教徒同様で「御礼」または「御祭祀料」と書くのが一般的です。
しかし、浄土真宗の場合お布施を渡す意味が他の宗派とは大きく異なります。
浄土真宗以外の宗派の場合、お布施を端的に説明すると読経などして下さった、僧侶に対するお礼です。
浄土真宗の場合は、阿弥陀如来に対するお礼という考えがあります。
ですので、「回向料・御経料・法名料」などの僧侶に対するお礼である表書きはふさわしくないので、注意が必要です。
キリスト教の場合
- 「献金」または「御花料」と書くのが一般的
キリスト教にもお布施に該当するものがあります。
それが御花料です。
意味としては仏教の香典と同じで、名前が異なるだけと考えて問題ありません。
また、キリスト教にも宗派がありカトリックとプロテスタントです。
カトリックとプロテスタントで表書きのルールは異なりますが、「御花料」と書いておけば問題ありません。
お布施の中袋の書き方
中袋には何を書けばいいの?
ただし金額を書く時に注意することがあるから説明するね!
- 金額
- 名前
- 住所
お布施には中袋のあるものとないものがあると思います。
中袋がある場合には中袋に金額・名前・住所を書き、外袋の裏面には何も書きません。
まず、中袋の表面の中央に縦書き、漢数字の旧字体で「金〇〇圓也」と金額を書きます。
旧字体に関しては下記の表をご参考にしてください。
そして、中袋の裏面の左側に住所と名前を書きます。
漢数字 | 旧字 |
---|---|
一 | 壱 |
二 | 弐 |
三 | 参 |
四 | 四 |
五 | 伍 |
六 | 六 |
七 | 七 |
八 | 八 |
九 | 九 |
十 | 拾 |
百 | 佰 |
千 | 阡 |
万 | 萬 |
お布施の裏書きの書き方
裏はどうすればいいんだっけ?
裏書きには中袋に書く予定だった金額・名前・住所を書くよ!
- 金額
- 名前
- 住所
お布施の裏書きは中袋がなかった場合に書くものです。
書く内容としては、中袋と同様で「金額・名前・住所」を書きます。
金額はもちろん旧字体なので注意しましょう。
お布施を書く時の3つの注意点
でも書く時に注意しなきゃいけないことって何かあるの?
- 封筒の選び方
- お布施を書く筆の選び方
- 旧漢字について
お布施を書く際に注意すべき事は3つあります。
それぞれ大切なマナーなので是非ご参考にしてください。
封筒の選び方
お布施の包み方には大きく分けて2種類あります。
奉書紙で包む方法と封筒を使う方法です。
本来は半紙の中包みに入れ、奉書紙で上包みをするというのが正式な方法です。
ただし半紙や奉書紙は用意するのが大変なため、封筒を使っても構いません。
封筒を使う場合は最初から「お布施」と表に印字されているものがあればそれで大丈夫です。
そうでない場合は白の無地の封筒をえらびましょう。
封筒の中が二重になっているものは「不幸が重なる」ことを連想させるので選ばないようにしましょう。
水引といういわゆる封筒の真ん中に付いている紐の飾りはないものにしましょう。
水引がある不祝儀袋を使うという方は水引が結び切りで色が黒白のものにしましょう。
関西の一部地域では水引が黄色と白の不祝儀袋を使います。
お布施を書く筆の選び方
香典袋の場合には「悲しみの涙で墨が薄くなった」という意味合いで薄墨を使います。
しかし、お布施の場合はお寺や僧侶に対する謝礼のため濃い墨を使います。
ここで、薄墨を使用してしまうと僧侶の方々に何か不幸が起きた事を表してしまい、大変無礼な行為に当たります。
ですので、香典袋と混同しないように注意しましょう。
また、ボールペンやサインペンは極力避けましょう。
金額を書く旧漢字について
お布施の中袋には金額を書きますが、この時旧字体を使うことがマナーとされています。
旧字体に関しては下記の表を参考にしてください。
漢数字 | 旧字 |
---|---|
一 | 壱 |
二 | 弐 |
三 | 参 |
四 | 四 |
五 | 伍 |
六 | 六 |
七 | 七 |
八 | 八 |
九 | 九 |
十 | 拾 |
百 | 佰 |
千 | 阡 |
万 | 萬 |
お布施の相場
ところでお布施っていくらぐらい包めばいいのかな?
お布施の相場について解説していくね!
葬儀で渡すお布施の相場は全国平均で、およそ47万円と言われています。
しかし、お布施の相場はに地域や宗教によって異なります。
宗教 | お布施の相場 |
---|---|
浄土宗 | 30万~60万 |
浄土真宗 | 25万~50万 |
真言宗 | 25万~60万 |
日蓮宗 | 30~40万 |
曹洞宗 | 30万~60万 |
お布施の相場は宗教によっても異なります。
お布施は戒名と読経などに対するお礼で、宗教ごとに考え方が異なる為、お布施の相場も異なるようです。
それぞれ是非ご参考にしてください。
また地域によっても相場が変わってくるので、地域のお寺や葬儀業者、近所の年配の方などに聞くことをお勧めします。
葬儀以外の法要の時の相場など、お布施についてさらに詳しく知りたいという方はこちらの記事をご覧下さい。
お布施の包み方の2つのポイント
結婚式とかは新札で、葬儀の時は古いお札の方がいいってよく聞くけど...
それも含めてお布施の包み方のポイントを解説するね!
- 感謝の気持ちを表し新札で準備
- お札の肖像画がある方を表面にする
封筒にお金を入れる際にも注意が必要です。
香典などでは、古いお札を用意したり新札でもわざわざ折り目を入れたりします。
これは「不幸に対してあらかじめ新札を準備している」という意味を表し失礼に当たってしまうからです。
しかしお布施はお寺や僧侶への感謝の気持ちとしてあらかじめ準備するものなので新札を使いましょう。
次にお金を入れる向きですが、お札の肖像画がある方を表面とします。
そしてお札の表が封筒でも表にくるように、肖像画がある方が封筒の上になるように入れます。
すなわち、お金を取り出したときにすぐに肖像画が見えるようにいれる、ということです。
お布施の渡し方
あとは渡すだけなんだけどいつどうやって渡せばいいの?
ただし手渡しはマナー違反だから気をつけよう!
お布施を渡すタイミングは法要の前か法要の後のどちらかになりますが、特に決まったタイミングはありません。
法要の前に渡す際は、来ていただいて挨拶をするタイミングで渡すといいでしょう。
法要の後に渡す際は法要が終わり、お帰りになるタイミングで渡しましょう。
そして、法要後の会食の席にお坊さんを案内しますが、お坊さんが会食を辞退されている場合は御膳代も一緒にお渡ししましょう。
また、お布施を直接手渡しすることは失礼に当たります。
お布施をお渡しする際には以下のどちらかで渡しましょう。
- 小さなお盆に乗せる
- 袱紗に入れる
お布施の渡し方について詳しく知りたい方は是非こちらをご参考にしてください。
おわりに
- お布施の表書きは宗派によって異なるが、中央下にフルネームを縦書きすることは共通
- 中袋がある封筒には金額・名前・住所を書く
- 裏書きは中袋がないものには書く
- お布施の封筒はお布施と印字されているものか、白の無地の封筒を使う
- 封筒の中が二重になっているものは使わない
- お布施は濃い墨を使って書く
- 金額は旧漢字で書く
- 新札を準備し、肖像画が表になるように入れる
- お布施を渡す時はお盆に乗せるか袱紗に包む
それに金額も旧字体で書くのは、注意しなきゃね!
葬儀関連は定番のルールがあるけど、お布施は僧侶へのお礼だから通用しない部分もあるから注意しようね!
できれば近所の葬儀業者に頼みたいから、近くの葬儀業者を探せるようなサイトがいいんだけど…
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全国の葬儀業者と提携しているから、どこに住んでいても近くの葬儀業者が見つかるよ!
それに、資料請求やお問い合わせなど全部無料で対応してくれるから、何か分からないことがあっても安心だよ!
一番おすすめな理由は、緊急の葬儀にはありがたいことに、24時間365日経験豊富なオペレーターに対応してもらえるんだ!
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